DiscordでAIチャット「Clyde」が使えない2つの理由

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2023年3月、DiscordはAIとチャットできる機能「Clyde」を発表しました。ClydeはChatGPTなどを開発しているOpenAIの技術を利用しており、DiscordのユーザーはClydeとチャットできます。

Clydeがいつになったら使えるのか、待っているユーザーも多いと思います。Clydeが使えない理由を解説します。

Clydeが使えない2つの理由

Clydeが使えない理由は、2つあります。

まず1つは、Clydeがベータ版だからです。現在、ごく少数のサーバーに展開されており、Clydeを使えるサーバーにはバナーが表示されます。Clydeが利用可能なサーバーではデフォルトでオンになっており、無効にしない限りClydeを使えます。

では、まだClydeを使えないサーバーでは、待っていれば使えるようになるのでしょうか?答えは、いいえです。Clydeが使えない理由は、もう1つあります。

Clydeは廃止される

残念ながら、Clydeは廃止されることが発表されました。そのため、現時点でClydeを使えないサーバーは、今後も使えるようになることはないでしょう。

Clydeのサポートページのスクリーンショット
Clyde: Discord’s AI Chatbot – Discordより

DiscordのClydeについてのサポートページには、次のように書かれています。

Clyde will be deactivated at the end of the month. By December 1, 2023, users will no longer be able to invoke Clyde in Group DMs or server chats.

Thank you for your support & feedback - we are constantly working on bringing you new features and experiences!

── Clyde: DiscordのAIチャットBot – Discord

日本語にすると、次のとおりです。

Clydeは今月末に停止されます。2023年12月1日までに、ユーザーはグループDMやサーバーチャットでクライドを呼びだせなくなります。

サポートとフィードバックをありがとうございます。私たちは常に新しい機能とエクスペリエンスを提供できるよう取り組んでいます。

このように、Clydeは2023年12月1日に廃止されます。すでに廃止が発表されているわけですから、Clydeを使えるようになるサーバーが新たに増える可能性は低いと考えられます。

また、現在使えているサーバーでも、2023年12月1日までに使えなくなります。

なお、Clydeが廃止される理由については明かされていません。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。