Geminiにどんなデータが保存される?削除方法まで徹底解説

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この記事では、GoogleがGeminiのデータをどのように保持し、利用者のプライバシーを保護しているか、そしてそのデータを削除する方法について解説します。

なお、OpenAIが提供する競合製品の「ChatGPT」で学習に利用されるデータやその管理方法については、こちらの記事を参照してください。

Geminiとは?

Geminiは、40以上の言語と230以上の国や地域で利用可能なGoogleの先進的なコラボレーションツールです。仕事の面接準備からコーディングのデバッグ、新規ビジネスアイデアのブレインストーミングまで、利用シーンは多岐にわたります。また、クリエイティブな作業での利用も増加しています。

Geminiについての詳細は、こちらの記事で解説しています。

データ保持について

Geminiアプリアクティビティをオフにした後のデータ保持

Gemini利用中に生成される会話データは、Geminiアプリアクティビティがオフに設定されていても、アカウントとともに最大72時間保持されることがあります。

この期間中は、Googleが会話をコンテキストに応じて適切に応答するためや、フィードバックをもとにGeminiの品質改善や安全性の確保を行うために利用されます。前者の目的では24時間、後者の目的では72時間保存されます。

フィードバック後のデータ利用

フィードバックを送信することを選択した場合、Googleはフィードバック、含まれているコンテンツ、そしてフィードバックをより理解するためのコンテキスト(最近の会話データなど)を収集します。

これらのデータは、専門のチームによってレビューされ、Googleのプライバシーポリシーに沿って、Googleの製品やサービス、機械学習技術の改善に使用されるとのことです。

プライバシーを保護する方法

Geminiのデータ削除

Googleは、Geminiの会話データやアカウントで保存されているその他の情報の管理方法を提供しています。

Geminiの会話データを削除するには、Geminiアプリアクティビティにアクセスします。本人確認のためにパスワードの入力が求められるので入力すると、会話の履歴が表示されます。

このページで、個々の会話を削除したり、一定期間の会話をまとめて削除したりできます。

また、Geminiアプリアクティビティはデフォルトでオンになっているので、オフにしたい場合もこのページから設定できます。

まとめ

定期的にGoogleアカウントのプライバシー設定を確認し、自分にとって適切なレベルに設定されているかを確かめましょう。

Geminiアプリアクティビティのオン/オフを含め、自分のデータがどのように使用され、保持されるかを理解しておくことが重要です。

参考

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。