FigmaのAI機能と学習を無効にする方法

Figmaは、新製品発表会「Figma Config 2024」で、AI関連機能「Figma AI」を発表しました。AIを活用したビジュアル検索やテキスト生成ツール、レイヤーの自動リネームなどが搭載されます。

しかし、FigmaはデフォルトでユーザーのコンテンツをAIの学習に利用するとしています。この記事では、Figma AIを無効にする方法と、Figmaによるコンテンツの学習をオプトアウトする方法を紹介します。
なお、最近、AdobeがユーザーのコンテンツをAIの学習に利用するという噂が広まっていますが、こちらはデマです。興味のある方は、こちらの記事を参照してください。

Figma AIを無効にする方法
Figma AIはデフォルトでオンになっており、次の手順で無効化できます。なお、コンテンツの学習とは別の設定なので注意してください。
また、Figma AIの設定は、チームごとに設定できます。設定はチームの管理者のみが変更でき、チーム全体に適用されます。
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設定を変更したいチームを開きます
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該当するチームの[すべてのプロジェクト]を開きます
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チーム名の横にある矢印をクリックして[設定を表示]を選択します
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設定の[AI]セクションの[AI設定を管理]をクリックします
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[AI機能]のトグルスイッチをオフにします
Figmaによるコンテンツの学習をオプトアウトする方法
Figmaによるコンテンツの学習は、スタータープラントプロフェッショナルプランでは、デフォルトで有効化されています。
一方で、ビジネスプランとエンタープライズプランでは、デフォルトで無効化されています。
FigmaによるAIの学習は、8月15日に開始される予定です。そのため、コンテンツを一切学習されたくない場合は、それまでに適切な設定をする必要があります。
スタータープラントプロフェッショナルプランを利用している場合は、次の手順でコンテンツの学習をオプトアウトできます。
なお、Figma AIと同様に、設定はチーム単位で管理者のみが変更できます。
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設定を変更したいチームを開きます
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該当するチームの[すべてのプロジェクト]を開きます
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チーム名の横にある矢印をクリックして[設定を表示]を選択します
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設定の[AI]セクションの[AI設定を管理]をクリックします
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[コンテンツのトレーニング]のトグルスイッチをオフにします
まとめ
Figma AIを無効にする方法と、Figmaによるコンテンツの学習をオプトアウトする方法を紹介しました。Figma AIは、デフォルトでオンになっているため、設定を変更することで無効にできます。
また、Figmaによるコンテンツの学習は、スタータープラントプロフェッショナルプランでは、デフォルトで有効化されています。ビジネスプランとエンタープライズプランでは、デフォルトで無効化されています。
Figma AIの設定は、チームごとに設定できます。設定はチームの管理者のみが変更でき、チーム全体に適用されます。
参考
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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。
Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。