ろぼいんブログ
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Misskeyで公式バッジを申請する方法

Misskey.ioのアカウントのユーザー名の横に公式バッジが表示されている

Misskeyには、Twitter(X)の本人確認や公式バッジと同等の役割をもつものが2つあります。この記事では、それらの違いと申請方法を紹介します。

Misskeyの2つの本人確認制度

Misskeyには、公式バッジと同等のものが2種類あります。1つはMisskey全体で使える本人確認制度で、もう1つはサーバー(インスタンス)が独自に用意している公式バッジ制度です。それぞれの違いと特徴は次のとおりです。

Misskey全体で使える本人確認

Misskey全体で使える本人確認では、自分で所有しているWebサイトを使って、本人ということを証明します。この本人確認をすると、プロフィールのURL欄に緑のチェックマークが表示されます。

(window.powerTag.Init = window.powerTag.Init || []).push(function () { window.powerAPITag.display("pw_41759"); });

画像は 私のMisskeyアカウント のプロフィールです。ブログのURLの隣に緑のチェックマークが表示されています。

Misskeyのプロフィールのスクリーンショット。ブログのURLの隣に緑のチェックマークが表示されている

この本人確認に審査は存在せず、Webサイトを所有していれば誰でも利用できます。厳密には本人確認ではなく「そのWebサイトの所有者であること」を証明するものですが、自分の公式サイトを持っている場合は、これによって間接的に公式であることを証明できます。

インスタンス独自の公式バッジ

Misskeyには複数のインスタンスが存在しますが、一部のインスタンスでは独自の公式バッジ制度を用意しています。この制度を利用すると、ユーザー名の横に公式バッジが表示されます。

画像は Misskey.io のとあるアカウントのスクリーンショットです。ユーザー名の横に公式バッジが表示されています。

Misskey.ioのアカウントのユーザー名の横に公式バッジが表示されている

この制度は一部のインスタンスが独自に実施しているものなので、すべてのインスタンスで利用できるわけではありません。また、申請には条件を満たしている必要があります。

たとえば、Misskey.ioでは「なりすまされそうか」が公式マークの判断基準になっており、TwitterやYouTubeのフォロワーが1万人を超えていると 審査が通りやすい そうです。

Misskey全体で使える本人確認をする

この方法はHTMLに関する簡単な知識と自身が所有するWebサイトが必要ですが、それさえあれば誰でも利用できます。

Webサイトのソースコードを開き、<head>要素内に次のような<link>タグを追加します。

try{(()=>{function a(e){if(!e)return;let t=e.getAttribute("tabindex")!==null,n=e.scrollWidth>e.clientWidth;n&&!t?e.setAttribute("tabindex","0"):!n&&t&&e.removeAttribute("tabindex")}var u=window.requestIdleCallback||(e=>setTimeout(e,1)),i=window.cancelIdleCallback||clearTimeout;function l(e){let t=new Set,n,r;return new ResizeObserver(c=>{c.forEach(o=>t.add(o.target)),n&&clearTimeout(n),r&&i(r),n=setTimeout(()=>{r&&i(r),r=u(()=>{t.forEach(o=>e(o)),t.clear()})},250)})}function d(e,t){e.querySelectorAll?.(".expressive-code pre > code").forEach(n=>{let r=n.parentElement;r&&t.observe(r)})}var s=l(a);d(document,s);var b=new MutationObserver(e=>e.forEach(t=>t.addedNodes.forEach(n=>{d(n,s)})));b.observe(document.body,{childList:!0,subtree:!0});document.addEventListener("astro:page-load",()=>{d(document,s)});})();}catch(e){console.error("[EC] tabindex-js-module failed:",e)}try{(()=>{function i(o){let e=document.createElement("pre");Object.assign(e.style,{opacity:"0",pointerEvents:"none",position:"absolute",overflow:"hidden",left:"0",top:"0",width:"20px",height:"20px",webkitUserSelect:"auto",userSelect:"all"}),e.ariaHidden="true",e.textContent=o,document.body.appendChild(e);let a=document.createRange();a.selectNode(e);let n=getSelection();if(!n)return!1;n.removeAllRanges(),n.addRange(a);let r=!1;try{r=document.execCommand("copy")}finally{n.removeAllRanges(),document.body.removeChild(e)}return r}async function l(o){let e=o.currentTarget,a=e.dataset,n=!1,r=a.code.replace(/\u007f/g,` `);try{await navigator.clipboard.writeText(r),n=!0}catch{n=i(r)}if(!n||e.parentNode?.querySelector(".feedback"))return;let t=document.createElement("div");t.classList.add("feedback"),t.append(a.copied),e.before(t),t.offsetWidth,requestAnimationFrame(()=>t?.classList.add("show"));let c=()=>!t||t.classList.remove("show"),d=()=>{!t||parseFloat(getComputedStyle(t).opacity)>0||(t.remove(),t=void 0)};setTimeout(c,1500),setTimeout(d,2500),e.addEventListener("blur",c),t.addEventListener("transitioncancel",d),t.addEventListener("transitionend",d)}function s(o){o.querySelectorAll?.(".expressive-code .copy button").forEach(e=>e.addEventListener("click",l))}s(document);var u=new MutationObserver(o=>o.forEach(e=>e.addedNodes.forEach(a=>{s(a)})));u.observe(document.body,{childList:!0,subtree:!0});document.addEventListener("astro:page-load",()=>{s(document)});})();}catch(e){console.error("[EC] copy-js-module failed:",e)}
<link rel="me" href="MisskeyのプロフィールのURL" />

たとえば、私のMisskeyアカウントのプロフィールのURLはhttps://misskey.io/@roboinなので、次のようになります。

<link rel="me" href="https://misskey.io/@roboin" />

次に、Misskeyのプロフィールの設定画面を開き、[追加情報を編集]をクリックします。

Misskeyのプロフィールの編集画面のスクリーンショット

[内容]欄に自分のWebサイトのURLを入力します。このURLは、先ほど<link>タグを追加したページのURLを入力します。[ラベル]欄には自由なテキストを入力できますが、「公式サイト」や「ブログ」などが分かりやすいでしょう。

(window.powerTag.Init = window.powerTag.Init || []).push(function () { window.powerAPITag.display("pw_41759"); });

[保存]ボタンをクリックすると、自動的に本人確認が完了します。設定画面を閉じて自分のアカウントのプロフィールを表示し、URL欄に緑のチェックマークが表示されていることを確認してください。

Misskeyのプロフィールのスクリーンショット。ブログのURLの隣に緑のチェックマークが表示されている

インスタンス独自の公式バッジを申請する

インスタンス独自の公式バッジ制度は、インスタンスごとに申請方法が異なったり、そもそも制度が用意されていなかったりする場合があります。

(window.powerTag.Init = window.powerTag.Init || []).push(function () { window.powerAPITag.display("pw_41759"); });

この記事では、Misskey.ioで公式バッジを申請する方法を紹介します。他のインスタンスの場合は、そのインスタンスのヘルプページや問い合わせなどで確認してみてください。

Misskey.ioで公式バッジを申請するには、 サポートページ を開きます。[お問い合わせはこちらから]と書かれたチャットマークをクリックし、チャット画面を開きます。用件の選択画面で[公式バッジの付与]を選択します。

Misskey.ioのサポートページのスクリーンショット

おまけ

絵文字を利用することで、公式バッジ気分を味わえます。

Misskeyのユーザー名の隣に青いチェックマークが表示されているようす

ただし、これは名前に「Twitterの公式バッジの見た目をした絵文字」を付けているだけなので、実際の公式バッジではありません。また、インスタンスごとに利用できる絵文字は異なります。

Misskey.ioの場合は、ノートの投稿画面で:verifiedと入力すると、候補としてさまざまな公式バッジ風の絵文字が表示されます。

ノートの投稿画面のスクリーンショット

この中で気に入ったものがあれば絵文字の名前をコピーし、プロフィールの設定でユーザー名のうしろに追加してみてください。

たとえば、Twitterの青バッジ風の絵文字は:verified_blue:です。

Misskeyのプロフィールの編集画面のスクリーンショット

参考

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。