非表示にされた外部リンク付きツイートを復活させる方法

#Shadowban Scanner#Twitter(X)#拡張機能
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2023年12月ごろから、Twitter(X)で外部リンク付きツイートを投稿すると、非表示にされるという現象が話題になりました。

この記事では、非表示にされた外部リンク付きツイートを「復活」させる方法を紹介します。

外部リンク付きツイートが非表示にされる問題

2023年12月ごろに投稿されたツイートを発端に、外部リンク付きツイートが非表示にされるという現象が話題になりました。

非表示にされた外部リンク付きツイートの例
非表示にされた外部リンク付きツイートの例

直接ツイートのURLにアクセスすると表示できますが、リプライなどからたどろうとすると[このポストは表示できません。詳細はこちら]と表示されてしまいます。

YouTubeやInstagram、Yahoo!ニュースなどの外部リンクを含むツイートが表示されないようで、ツイートを投稿したユーザーは「シャドウバンされたのでは?」と不安になったようです。

また、さまざまなリンクを投稿して検証している方もいました。話題になった当時と現在では、非表示にされたリンクの種類が変わっているようなので、非表示対象は固定ではないようです。

非表示にされる理由

外部リンク付きのツイートが表示されない明確な理由は分かっていません。

しかし、アニメなどの公式アカウントの告知では非表示にされていないことや、リンクを多く投稿すると非表示にされやすくなることなどから、Twitterが「スパム」と判断しているという可能性が考えられます。

このように非表示にされたツイートは、Twitterの内部では「tombstone(墓石)」と呼ばれており、意図的な挙動のようです。したがって、この問題は仕様なので、「調整」されることはあっても撤回されることはないでしょう。

非表示にされたらどうなるか

非表示にされたツイートは、ツイートのURLに直接アクセスしない限り表示できなくなってしまいます。そのため、インプレッション数は大幅に減少します。

スパム扱いされているのが原因というのは、あくまで推測でしかありません。しかし、もしこの仮説が正しければ、表示されないツイートが多いと何らかのペナルティーを受ける可能性があります。

外部リンクの投稿が原因でシャドウバンや凍結されたという報告は見つけられませんでしたが、リスクはあると考えておいた方がよいでしょう。

対策

対策はいくつか考えられます。ただし、明確な原因が分からない以上、これらの対策は効果があるか不明という点に注意してください。

まず、スパム扱いされているという仮説が正しければ、外部リンクを投稿する頻度を減らすと、非表示にされにくくなるかもしれません。

また、外部リンクだけを投稿するのではなく、外部リンク以外のテキストをできるだけ多く含めると、スパム扱いされにくくなる可能性があります。

非表示にされたツイートを引用リツイートすることで見られるようになるという噂もあります。

他にも、URLから「h」を抜くという方法もあります。たとえば、pixivのURLはhttps://www.pixiv.net/ですが、これをttps://www.pixiv.net/にするということです。

ただし、この方法を使うとリンクではなくなるので、タップしてもリンク先に飛べなくなります。代わりに、コピーして「h」を付けてからブラウザーに貼り付ける必要があります。

リンクを開くのにかなり手間がかかってしまうので、「h」を抜くとリンク先の閲覧数はかなり減少すると考えられます。

短縮URLを使う方法もありますが、こちらはあまり推奨されません。短縮URLのリンク先が途中から詐欺サイトに改ざんされたり、短縮URLのサービスに表示される詐欺広告から、ユーザーが詐欺に引っかかる可能性もあります。

非表示にされたツイートを復活させる方法

さて、ここまでの対策は、ツイートの投稿者が行う必要があります。では、投稿者が何もしなかった場合、非表示にされたツイートを見ることはできないのでしょうか?

実は、非表示にされたツイートを復活させる方法があります。それは、「Shadowban Scanner」というブラウザー拡張機能を使う方法です。

この拡張機能は筆者が開発しているもので、シャドウバンやセンシティブ判定を外部サイトに飛ばずに確認できるものです。

Shadowban Scannerを使うと、アカウントのプロフィールやツイートに、シャドウバンやセンシティブ判定の状況が直接表示されます。

Shadowban Scannerのスクリーンショット
ツイートの下にシャドウバンされていることを示すメッセージが表示される
Shadowban Scannerのスクリーンショット
プロフィールの画面にシャドウバンされていることを示すメッセージが表示される

外部リンク付きツイートが非表示にされるという問題を受けて、Shadowban Scannerに非表示にされたツイートを復活させる機能を追加しました!

Shadowban Scannerをインストールすると、非表示にされたツイートに[ツイートを表示]というボタンが追加されます。このボタンをクリックすると、非表示にされたツイートを表示できます。

非表示にされたツイートに[ツイートを表示]というボタンが表示されている
非表示にされたツイートに[ツイートを表示]というボタンが表示される

技術的な理由で、ボタンを押さずにツイートを復活させるのは難しいです。しかし、ボタンをクリックするだけで、非表示にされたツイートが新しいタブで開き、表示できるようになります。

Shadowban Scannerのインストール方法

Shadowban Scannerは、Webブラウザーにインストールして使う拡張機能です。現時点では、PCのChrome、Firefox、EdgeとAndroid版Firefoxに対応しています。

次のリンクから、お使いのブラウザーに合ったものをインストールしてください。

Shadowban Scannerの詳しい使い方は、こちらの記事で解説しています。

まとめ

2023年12月ごろから、Twitter(X)で外部リンク付きツイートを投稿すると、非表示にされるという現象が話題になりました。

この記事では、非表示にされた外部リンク付きツイートを「復活」させる方法を紹介しました。

非表示にされたツイートを復活させるには、ブラウザー拡張機能「Shadowban Scanner」を使います。この拡張機能を使うと、非表示にされたツイートに[ツイートを表示]というボタンが追加されます。

Shadowban Scannerは、外部サイトに飛ばずにその場でリアルタイムでシャドウバンやセンシティブ判定を確認できる拡張機能です。ぜひ、インストールして使ってみてください!

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。