X(旧Twitter)の[Grokに質問する]ボタンを非表示にする方法

#Grok#HowTo#Twitter(X)#拡張機能
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2024年7月24日ごろから、X(旧Twitter)に[Grokに質問する]というボタンが追加されました。ポスト(ツイート)のテキストを選択した際に、そのテキストの下に[Grokに質問する]というボタンが表示されます。すべての環境で展開されているわけではないようですが、このボタンを邪魔に感じる方もいるかもしれません。

この記事では、[Grokに質問する]ボタンを消す方法を紹介します。なお、Xのメニューに表示される[Grok]ボタンを非表示にする方法については、こちらの記事で紹介しています。

[Grokに質問する]ボタンを非表示にする方法

Xの[Grokに質問する]ボタンのスクリーンショット
Xに追加された[Grokに質問する]ボタン

[Grokに質問する]ボタンを非表示にするには、Webブラウザーの拡張機能を利用する必要があります。

筆者は[Grokに質問する]ボタンがWeb版で表示されることを確認していますが、アプリ版で表示されるかは不明です。もしアプリ版でボタンが表示された場合は、この方法では非表示にできないので諦めてください。

Web版については、次の手順で非表示にできます。

なお、拡張機能を利用できるWebブラウザー(PCのWebブラウザーやAndroid版Firefox、iOSのSafariなど)が必要です。

  1. Stylusをインストールする

    Webページのデザインを上書きできる拡張機能「Stylus」をブラウザーにインストールします。CSSの設定ができる拡張機能であれば他のものでも代用できますが、ここではStylusを使って説明します。

  2. Stylusのアイコンをクリックする

    Web版のXを開いた状態で、拡張機能ツールバーからStylusのアイコンをクリックします。

    Chromeの拡張機能ツールバーのスクリーンショット
    拡張機能ツールバーからStylusを選択する
  3. x.comを選択する

    [次のスタイルを書く:]でx.comをクリックします。このとき、x.com以外の部分(/homeなど)がハイライトされておらず、x.comのみがハイライトされている状態でクリックしてください。

    Stylusのツールバーのスクリーンショット
    x.comを選択する
  4. CSSを入力する

    スタイルの設定画面が表示されるので、中央にある大きなテキストボックスに、次のテキストをコピーしてそのまま貼り付けます。

    [role="menu"]:has([data-testid="Dropdown"]):has(button) {
    display: none !important;
    }
    Stylusのスタイルの設定画面
    スタイルの設定画面にコピペする
  5. 保存する

    画面左のサイドバーにあるオレンジ色の[保存]ボタンをクリックして設定を保存します。

まとめ

[Grokに質問する]ボタンを非表示にする方法を紹介しました。この方法を使えば、Xのポストのテキストを選択した際に表示される[Grokに質問する]ボタンを消すことができます。

なお、この方法はWebブラウザーの拡張機能を利用するものであり、アプリ版のXには対応していません。アプリ版で[Grokに質問する]ボタンが表示された場合は、この方法では非表示にできないので注意してください。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。