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X(Twitter)のパロディアカウントとは?設定方法まで解説

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X(旧Twitter)を閲覧していると、アカウント名の下に[パロディアカウント]というラベルが表示されていることがあります。

パロディアカウントを適切に設定しないと、最悪の場合アカウントが凍結される可能性があります。

この記事では、パロディアカウントとは何か、どのような場合に設定すればよいのか、またその設定方法について詳しく解説します。

PCF(パロディ、コメンタリー、ファン)アカウントとは?

PCFアカウントとは何ですか?CPFアカウントとは、プロフィールに別の人物、グループ、組織を表示して、その対象に関する議論、風刺、情報共有を行っているアカウントのことです。PCFアカウントにはレベル付けする必要がありますか?はい。PCFラベルを付けることにより、ご利用のアカウントがプロフィールに掲げている対象と関係がないことが他のXユーザーからわかるため、混乱を避けられます。ラベル付けしない場合、ご利用のアカウントが信頼性に関するポリシーに違反する可能性があります。どうすればPCFアカウントにラベル付けできますか?[OK]をクリックすると、プロフィールの設定に移動してアカウントラベルを設定できます。詳しくは、信頼性に関するポリシーをご覧ください。
画像:XのPCFラベルの設定ページより

Xでは、ほかの人物や団体をテーマに活動する次のようなアカウントを「PCFアカウント」と定義しています。

  • パロディアカウント:著名人や組織を模したアカウント
  • コメンタリーアカウント:ある対象について批評したり解説したりするアカウント
  • ファンアカウント:好きな人物や作品の情報を発信・応援するアカウント

Xの定義によれば、「プロフィールに別の人物、グループ、組織を表示し、その対象に関する議論、風刺、情報共有を行っているアカウント」がこれに該当します。

たとえば、著名人や企業などを題材にしたファンアカウントやパロディアカウントが該当します。

このようなアカウントは、Xの「信頼性に関するポリシー(Authenticity policy)」にもとづいて、PCFラベルを設定することが義務付けられています。

PCFラベルを設定すると、アカウント名の下に[パロディアカウント]というラベルが表示されるようになります。

パロディアカウントに設定する必要があるのはどんなとき?

パロディアカウントやファンアカウントは、ときに「なりすまし」と誤解されることがあります。

そのため、XはPCFアカウントに対して次のようなルールを設け、ほかのユーザーの混乱を避けることを求めています。

  • アカウント名の先頭に「parody(パロディ)」「fake(フェイク)」「fan(ファン)」「commentary(解説)」などのキーワードを含めること
  • 対象となる人物や組織と同一のアバター画像(アイコン)を使用しないこと
  • アカウントにPCFラベルを設定すること

このルールを守ることで、対象となっている本人やほかのユーザーに誤認されるリスクを減らせます。

パロディアカウントに設定しないとどうなる?

PCFラベルを設定するべきアカウントで適切に設定していない場合、なりすましや誤解を招く表示とみなされ、アカウントの制限・凍結・削除などの措置が取られる場合があります。

Xは基準を満たさないアカウントに対して、プロフィールのコンテンツを編集するよう要求することがあるとのことです。

最初の警告後にポリシーに再度違反した場合は、アカウントが停止されることがあります。

また、重大な違反の場合は、アカウントが永久に停止されることもあるとのことです。

そのため、パロディアカウントなどを運営している場合は適切に設定する必要があります。

パロディアカウントの設定方法

パロディアカウントなどを運営している場合は、次の手順でPCFラベルを設定できます。

  1. [設定とプライバシー]を開く

  2. [アカウント情報]>[パロディ、コメンタリー、ファンアカウント]を開く

  3. PCFアカウントについての説明画面が表示された場合は、内容を読んで[OK]をクリックする

  4. PCFラベルを設定する

また、Xの信頼性に関するポリシーに準拠するためには、PCFラベルの設定に加えて、いくつかの対応が必要です。

まず、アカウントの表示名の先頭に「parody(パロディ)」「fan(ファン)」「fake(フェイク)」「commentary(解説)」などの単語を追加します。

これらの単語は、アカウント名の途中や末尾ではなく必ず「先頭」に含める必要があります

また、対象となっている人物・団体と同一の画像をアイコンに使用することは禁止されています。

誤解を避けるため、まったく異なる画像や、自作のイラストなどを使いましょう。

参考リンク

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。

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