新しくなったChromeのデザインを元に戻す方法

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2023年9月にリリースされたGoogle Chrome 117では、Chromeの15周年を記念してUIのデザインが変更されました。

この記事では、変更されたデザインを元に戻す方法を解説します。

Chrome Refresh 2023とは?

新しいデザインのChromeのスクリーンショット
https://blog.google/products/chrome/google-chrome-new-features-redesign-2023/より

今回のデザイン変更は、「Chrome Refresh 2023」と呼ばれています。Google Chromeのリリース15周年を記念して、5年ぶりにデザインが大幅に変更されました。前回のデザイン変更は、リリース10周年記念のChrome 69でした。実に5年ぶりのデザイン変更となっています。

Chrome Refresh 2023では、それまでのMaterial Designから、Android 12以降で採用されている「Material You(Material Design 3)」デザインシステムに更新されました。全体的に角が丸みを帯び、選択した色がさまざまな場所で使われるようになっています。

デザインを元に戻す方法

Chrome Refresh 2023は、5年間ほとんど変わっていなかったデザインをより近代的なものに作り直すアップデートです。

しかし、この新しいデザインを気に入らない場合は、以前のデザインに戻す方法が存在しています。

まず、Chromeを開きます。次に、アドレスバーに「chrome://flags」と入力してアクセスします。内部フラグの一覧が表示されるので、検索ボックスに「refresh 2023」と入力してください。

次のフラグをすべて、[Disabled]に変更します。すべて変更したら、画面下部に表示される[Relaunch]ボタンをクリックしてChromeを再起動します。

「Chrome://flags」にアクセスして検索ボックスに「refresh 2023」と入力した状態のスクリーンショット

フォントを元に戻す方法

Chrome Refresh 2023では、フォントも変更されています。以前のデザインに戻すには、次のフラグを[Disabled]に変更します。

変更を取り消す方法

Chrome Refresh 2023を無効化したものの、やっぱり新しいデザインを使いたいという場合は、[Disabled]にしたフラグを[Default]に戻してください。

まとめ

Chrome Refresh 2023は、Chromeの15周年を記念して行われた大規模なデザイン変更です。この新しいデザインを気に入らない場合は、Chromeの内部フラグを変更することで元のデザインに戻せます。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。