Docs in Proton Drive登場!プライバシー重視の文書エディターの概要と使い方
Proton MailやProton Passなどで知られるProtonが、プライバシーとセキュリティを重視した新しい共同編集ツール「Docs in Proton Drive」をリリースしました。Docs in Proton Driveは、Googleドキュメントの競合製品で、無料で利用できます。
この記事では、Docs in Proton Driveの概要や使い方を紹介します。
Docs in Proton Driveとは?
オンラインのドキュメントエディターは、現代のビジネスや個人利用に欠かせないツールです。しかし、GoogleドキュメントやMicrosoft 365などの大手プラットフォームが、私たちのデータを収集し、それをさまざまな目的で利用していることに懸念が高まっています。
そんな中、Protonがプライバシー保護を最優先に考えた新しい共同編集ツール「Docs in Proton Drive」をリリースしました。
Docs in Proton Driveは、Protonが提供するクラウドストレージサービス「Proton Drive」の機能のひとつとして提供されています。
Proton Driveは、スイスの厳格なプライバシー法に基づいたクラウドストレージサービスで、エンドツーエンド暗号化(E2EE)により、ユーザーのデータを保護しています。
今回Protonがリリースした「Docs in Proton Drive」は、Proton Driveの一部として提供される新しいドキュメントエディターです。GoogleドキュメントやMicrosoft 365のような機能を持ちながらも、ユーザーのプライバシーを最優先に考えた設計が特徴です。
Docs in Proton Driveは、エンドツーエンド暗号化により、ユーザーの文書が保護されます。文書の内容や変更履歴、キーストロークやカーソルの動きまでもが暗号化されており、Protonでさえもユーザーのデータにアクセスできません。
これにより、第三者や政府機関からのアクセスを防ぎ、ユーザーのプライバシーを確保します。
主な機能
Docs in Proton Driveは、Googleドキュメントのように使いやすさと高い機能性を兼ね備えています。
- リアルタイムの共同編集:他のユーザーと同時に編集できます
- コメントと返信:フィードバックを共有するためのコメントを追加できます
- カーソルと在席表示:他のユーザーがどこを編集しているかを視覚的に確認できます
- 簡単なインポートとエクスポート:
.docx
のインポート・エクスポートに加え、.docx
、.txt
、.md
、.html
形式でのエクスポートが可能です
Docs in Proton Driveの使い方
Proton DriveとDocs in Proton Driveを利用するには、Protonアカウントが必要です。Protonアカウントを持っていない場合は、Protonの公式サイトからアカウントを作成してください。
すでにアカウントをもっている場合は、Proton Driveにログインします。
Docs in Proton Driveは、Proton Driveの一部として提供されているため、Proton Driveにログインするとすぐに利用できます。
新しいドキュメントを作成するには、Proton Driveの左上の[新規]をクリックして[新規ドキュメント]を選択します。ドキュメントが作成されると、編集画面が表示されます。
Docs in Proton Driveの編集画面では、Googleドキュメントと同様に、テキストの編集や書式設定、画像の挿入などが可能です。基本的な機能に対応しており、UIもGoogleドキュメントに似たシンプルなデザインとなっており、直感的に操作できます。
まとめ
Protonが、プライバシーとセキュリティを重視した新しい共同編集ツール「Docs in Proton Drive」をリリースしました。Docs in Proton Driveは、Googleドキュメントの競合製品で、無料で利用できます。
Docs in Proton Driveは、Proton Driveの一部として提供されており、エンドツーエンド暗号化により、ユーザーのデータを保護しています。
Docs in Proton Driveは、リアルタイムの共同編集やコメントの追加など、Googleドキュメントのような機能を持ちながらも、ユーザーのプライバシーを最優先に考えた設計が特徴です。