ろぼいんブログ

Xの長押しで変化する画像がうざい?Xは「スパム攻撃」として取り締まりを開始

Xでは長押しすると変化するという画像が流行しており多くのポストが投稿されていますが、このようなポストがタイムラインを埋め尽くしてしまうケースがあります。実際、筆者は最初は面白いアイディアだと考えていましたが、タイムラインが埋め尽くされてしまいネガティブな印象を抱いています。

このようにタイムラインが長押しで変化する画像で埋め尽くされてしまったという問題に対してXの製品責任者のNikita Bier氏は、長押しで変化する画像を「スパム攻撃」だとしてタイムラインへの露出を減らしたと投稿しました。

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目次

「長押しで変化」はスパム?

Xでは7月23日頃から、画像を長押しすると画像が変化するというポストが多く投稿されています。このようなポストでは初期状態では画像の一部のみが表示されてほかの部分はアプリの背景色になっており、その状態で画像を長押しすると背景色になっていた部分に本来の画像が表示されるというものです。

しかし、このようなポストが少数だけタイムラインに表示されるならまだしも、このようなポストがタイムラインを埋め尽くしてしまい鬱陶しく感じるという声が上がっています。

これに対してXの製品責任者のNikita Bier氏は25日、「今夜、このスパム攻撃は軽減されました。あなたのフィードは、次の6〜12時間で改善されるでしょう」と述べ、長押しで変化する画像を添付したポストのタイムラインへの露出を減らしたことを明らかにしました。タイムラインへの露出を減らすだけでなく同氏が「スパム攻撃」だと述べていることから、Xとしては長押しで変化するポストを問題視していることがうかがえます。

筆者が確認したところ、長押しで変化する画像の添付された一部のポストは、実際にXのシステムによってスパムの可能性があるとみなされている可能性が高いことがわかりました。

Xで[ポストを報告]の画面を開いた際に、一部のポストはデフォルトで何らかの項目が選択されていることがあります。Xが公式に明言しているわけではありませんが、デフォルトで項目が選択されている場合、そのポストにそのフラグが付与されていると考えられています。

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筆者が閲覧した長押しで変化する画像の添付されたポストの一部は、[ポストを報告]の画面で[スパム]が選択されていました。つまり、長押しで変化するというポストの一部は実際にXのシステムによってスパムとみなされている可能性が高いということになります。

[何を報告していますか?]というタイトルのダイアログで[スパム]にチェックが入っているスクリーンショット
ポストの報告画面で[スパム]が最初から選択されている

「長押しで変化」で収益化が剥奪される可能性も

筆者としてはとくにXのクリエイター収益配分に参加しているアカウントで長押しで変化する画像を投稿することは推奨しません。筆者はこちらの記事で、長押しで変化するというポストがエンゲージメントベイトとみなされればXのクリエイター収益配分から除外される可能性について言及しました。

Xの設定画面のスクリーンショット。[アクセシビリティ、表示、言語]>[データ利用の設定]の中のようすが示されている
【Android】Xで画像の「長押しで変化」ができない原因と対処法
Xでは現在、長押しすると画像が変化するというポストが多く投稿されていますが、Androidアプリでは最初から長押し後の状態で表示され、長押ししても変化しないことがあります。これは、高画質画像を読み込む設定になっていないことが原因です。この記事では、詳しい設定の確認方法について紹介します。

XはContent Monetization Policiesにおいて、利用者に人工的な方法でコンテンツとやり取りするよう促すエンゲージメントベイトを明確に禁止しています。Xの製品責任者のNikita Bier氏は、「返信した人を全員フォローします」のようなエンゲージメントを誘発する行為を3回以上実施したアカウントをクリエイター収益配分から除外し、場合によってはアカウントを凍結する可能性について言及しています。

画像を長押しして変化するポストがエンゲージメントベイトに該当するかどうかはXの判断次第となりますが、Bier氏が「スパム攻撃」だと述べたことも踏まえると、とくに収益化しているアカウントでこのようなポストを投稿することは非常にリスクの高い行為と言えます。

収益化していないアカウントでも、アカウントに対するリスクを最小化するという観点では長押しで変化するポストは投稿しないことを推奨します。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーとして、TypeScriptを用いたWebアプリやブラウザー拡張機能を制作。Xのシャドウバン検知ツール「Shadowban Scanner」やリンクカード復活ツール「Restore Link Card」を公開し、国内外のメディアで紹介されました。iGEM 2023ではJapan-UnitedチームのWikiを制作してGrand Prizeの獲得に貢献。ブログではXやSNSの最新ニュース、不具合の検証と対処法、フロントエンド開発の知見を発信しています。