X（旧Twitter）の動画をダウンロードさせないようにする設定方法

X（旧Twitter）にアップロードした動画は、デフォルトで他のユーザーがダウンロードできる設定になっています。この記事では、設定を変更して他のユーザーに動画をダウンロードさせないようにする方法を紹介します。

注意事項

Xにアップロードされた動画をダウンロードする方法は、次の2つがあります。

• X公式の機能を利用する
• サードパーティのツール（yt-dlpなど）を利用する

Xの有料プランである「X Premium」に加入しているユーザーは、X公式の機能を利用して動画をダウンロードできます。一方、サードパーティのツールを使えば誰でも動画をダウンロードできます。

Twitter（X）の3つの有料プランの違いを解説

2023年10月28日、Twitter（X）は既存の「プレミアム」に加え、新たに2つの有料プラン「ベーシック」「プレミアムプラス」を発表しました。この記事では、これらの3つの有料プランの違いを解説します。

この記事で紹介する設定で防げるのは、X公式の機能を介したダウンロードのみです。サードパーティのツールによるダウンロードは、この設定では防げません。

非公開アカウント（いわゆる鍵垢）にすれば、フォロワー以外に動画を見られる可能性を減らせます。ただし、鍵垢にした場合でも動画のURLを知っている人は、サードパーティのツールを使うことで（フォロワーでなくても）誰でも動画を視聴またはダウンロードできることに注意してください。

絶対に動画をダウンロードされたくない場合は、そもそもXに動画をアップロードしないことを推奨します。

設定方法

Xの公式の機能を利用したダウンロードを防ぐには、2つの設定方法があります。個別の動画ごとに設定する方法と、デフォルトでダウンロード不可にする方法です。

なお、いずれの方法でも過去の動画には適用されず、設定後に投稿した動画にのみ適用されます。

動画ごとに設定する方法

動画ごとに個別にダウンロードを許可するかどうかを設定できます。

1. Xに動画をアップロードします

2. 動画の編集画面を開きます

   アプリでは動画をタップするか、動画の上に表示されているメニューボタンをタップします。Webでは動画の上に表示されている［編集］ボタンをクリックします。

   

3. 旗のアイコンのタブを選択します

4. ［ダウンロード可能にする］のトグルスイッチをオフにします

   

デフォルトでダウンロード不可にする方法

設定からデフォルトでダウンロード不可にすると、個別に設定を変更しなくても一括でダウンロード不可にできます。ただし、過去に投稿した動画には適用されないので注意してください。

1. Xの設定画面を開きます

2. ［プライバシーと安全］を選択します

   

3. ［オーディエンスとタグ付け］を選択します

   

4. ［動画を保護する］のトグルスイッチをオンにします

   

この設定で、今後投稿する動画はデフォルトでダウンロード不可になります。個別に設定を上書きしたい場合は、動画ごとに設定する方法を参照してください。

まとめ

Xの動画をダウンロードさせないようにする方法を紹介しました。設定を変更することで、他のユーザーに動画をダウンロードさせないようにできます。

ただし、サードパーティのツールによるダウンロードは防げないので、動画を絶対にダウンロードされたくない場合は注意してください。

参考

• How to share and watch videos on X