Blueskyの検索コマンドの使い方
Blueskyは、X(旧Twitter)の代替のSNSとして注目されています。Blueskyでは、さまざまな検索コマンドを利用して目的の投稿やユーザーを効率よく検索できます。
この記事では、公式ブログの情報をもとに、Blueskyの検索コマンドとその使い方を詳しく解説します。検索機能をマスターすれば、情報収集が格段に効率的になります。
検索コマンドの使い方
Blueskyの通常のキーワード検索では、投稿内容、ユーザー名、ハッシュタグなどから一致する結果が表示されます。しかし、特定の投稿や情報を素早く見つけたい場合は、高度な検索コマンドを使うと便利です。
フレーズ検索
特定のフレーズを検索したい場合は、キーワードを引用符(ダブルクオーテーション)で囲むと便利です。このコマンドを使うと、画像の代替テキスト(altテキスト)に含まれるフレーズも結果に表示されます。
たとえば、「hello world
」と検索すると、「hello
」と「world
」が任意の場所に含まれる投稿が表示されますが、「"hello world"
」と検索すると、「hello world」がその順番で連続して含まれる投稿のみが表示されます。
ハッシュタグ検索
ハッシュタグを利用して検索するには、キーワードの前に「#」を付けます。この検索で、指定したハッシュタグを含むすべての投稿が表示されます。
ユーザーの投稿検索
特定のユーザーに関連する投稿を検索するには、ユーザーハンドルで検索します。たとえば、@roboin.io
の投稿を表示するには、@roboin.io
を検索窓に入力します。
また、ユーザーハンドルの前にto:
またはmentions:
を付けることで、特定のユーザーに対して送信された投稿や言及された投稿を検索できます。from:
を使えば、特定のユーザーが投稿した投稿を検索できます。
さらに、from:me
やmentions:me
を使えば、自分の投稿や自分が言及された投稿を検索できます。
特定のユーザーに関連する投稿を表示したいのではなく、単に@
から始まるテキストを含む投稿を検索したい場合は、引用符で囲みます。
URLの検索
特定のURLに関連する投稿を検索することも可能です。URLを直接検索窓に入力すると、そのURLを含むすべての投稿が表示されます。
また、次のようにドメイン指定で検索することもできます。これで、指定したドメインのURLを含む投稿が表示されます。
言語でフィルターする
特定の言語の投稿を検索するには、lang
キーワードを使用します。たとえば、「science」という単語を含む英語の投稿を検索したい場合は、次のようにします。
日付範囲の指定
特定の期間に限定して検索したい場合は、since
やuntil
を利用します。たとえば、次のように指定すると、2023年1月1日から2023年1月31日までの投稿を検索できます。
また、時刻を含めて指定したい場合は、次のようにYYYY-MM-DDTHH:MM:SSZ
形式で指定します。
ログイン時にのみ使える機能
Blueskyでは、ログアウト状態でも投稿やユーザーを検索できますが、ログインしているとさらに便利な検索機能を利用できます。
ログイン状態では、from:me
やmentions:me
コマンドを利用できます。また、ログインしていると、アカウントを検索した際にフォローしているユーザーが優先的に表示されます。
開発者向けAPI
Blueskyでは、検索APIも提供されています。開発者はHTTPクエリーパラメーターを使用して、ほとんどの検索条件やフィルターを設定できます。
APIを利用することで、プログラムから検索やデータの収集が可能となり、Blueskyをさまざまなアプリケーションやサービスと連携させられます。
詳細については、公式ドキュメントを参照してください。
まとめ
Blueskyの検索コマンドを使いこなせば、目的の投稿やユーザーを素早く見つけられます。フレーズ検索やハッシュタグ検索、ユーザーの投稿の検索などは、情報収集や投稿を探す際に便利です。
また、ログイン状態での検索や開発者向けAPIを利用することで、さらに効率的に情報を収集できます。ぜひ、これらの検索コマンドを活用してみてください。