X(旧Twitter)の「いいね」欄が非公開に!ユーザーへの影響は?

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X(旧Twitter)で、ユーザーのプライバシー保護を目的として、「いいね」欄が非表示になることが発表されました。

この記事では、Twitterのいいね欄が非表示になることについて詳しく説明し、その影響や理由を解説します。

具体的な変更内容

今回の変更では、Twitterのいいね欄が非表示になることが主なポイントです。具体的な変更点は、次のとおりです。

まとめると、自分のいいね欄や、自分の投稿に誰がいいねしたかは引き続き確認できますが、自分以外のユーザーには表示されなくなります。

これまで、Xのいいねタブを非表示にする機能は、有料サービス「X Premium」の機能として提供されていました。しかし、今回の変更により、全ユーザーに適用されることになります。

X Premiumには「ベーシック」「プレミアム」「プレミアムプラス」という3つのプランがありますが、いいね欄の非表示化はいずれのプランでも利用できました。各プランの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

X Premiumの機能では、他のユーザーが自分のプロフィールを見たときにいいね欄が削除されるというものでしたが、今回はそれに加えて、個別の投稿からいいねした人を確認することもできなくなります。

Xのエンジニアリングチームの発表によると、これらの変更はプライバシー保護の一環とのことです。

自分のアカウントではリポスト(リツイート)できないような投稿に対して「いいね」だけするというユーザーが一定数存在しており、今回の変更はそのようなユーザーへの配慮も含まれていると思われます。

Xのエンジニアリングチーム(@XEng)の投稿のスクリーンショット

いいね機能自体は削除されない

今回の変更により、いいね欄が非表示になることになりますが、いいね機能自体は削除されません。つまり、ユーザーは引き続き「いいね」できます。

昨年には、リポスト(リツイート)やいいね機能が削除されるという噂が広がっていましたが、これは誤りであることが判明しています。

いつから反映される?

Xのエンジニアリングチームによると、これらの変更は「今週」から適用されるとのことです。

ただし、XのCTOであるイーロン・マスク氏は、予告した機能がたびたび期限に間に合わないことで知られています。そのため、実際に今週中に変更が反映されるかどうかは不透明です。

また、変更がすべての環境で一斉に適用されるわけではないと考えられます。XのアップデートはiOSアプリやWeb版が先行し、その後Androidアプリに適用されることが多いため、今回も一部の環境では遅れて適用される可能性があります。

Xのアプリをアップデートせずに使用した場合に、これらの変更が反映されるかは不明です。場合によっては、「いいね欄が削除されたつもりだったが古いバージョンのアプリを使っている人にはまる見えだった」ということが発生するかもしれません。

ユーザーへの影響

Twitterのいいね欄が非表示になることで、ユーザー体験はどのように変わるのでしょうか?

まず、他のユーザーに「いいね」を見られることを気にする必要がなくなるため、気軽に「いいね」が押せるようになると考えられます。

また、自分が「いいね」した投稿が他人に見えなくなるため、よりプライベートな利用が可能になります。

一方で、相互フォローのユーザーの「いいね」欄をさかのぼって確認するといったことができなくなるため、トレンドや話題の把握が難しくなる可能性があります。

「自分のアカウントではリツイートできないが、興味のあるフォロワーがいそうな投稿」を見つけた際に、いいねだけをして、その旨をツイートするという使い方をしているユーザーもいますが、そういったことは今後できなくなるでしょう。

まとめ

Twitterのいいね欄が非表示になるという大きな変更が発表されました。これは主にユーザーのプライバシー保護を目的としています。ユーザー体験や広告主への影響については今後の経過観察が必要ですが、今回の変更がより安全で安心なソーシャルメディア利用に寄与することが期待されます。

Twitterいいね非表示に関する最新情報は、引き続き当ブログでお知らせしていきます。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。