ろぼいんブログ

Windows 10のサポートが条件付きで延長 ただし設定が必要

Windowsノートパソコンの画面にWindowsのロゴと[Please wait while we install a system update]と表示されている写真

Microsoftは、Windows 10のサポートを2025年10月14日に終了すると発表していますが、個人ユーザーを対象として、一定の条件を満たせば1年間無料で「延長セキュリティ更新(ESU)プログラム」を利用できる新たな措置を発表しました。

ESUプログラムとは?

Windows 10は2015年7月にリリースされ、約10年にわたりサポートされてきましたが、2025年10月14日に通常のサポートが終了します。

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Windows 10を利用しているPCはサポート終了後も動作しますが、セキュリティ更新プログラムや機能更新プログラムが受けられないほか、ソフトウェアのWindows 10のサポートが打ち切られる可能性もあります。

Windows 10向けのMicrosoft 365アプリの機能更新プログラムは2026年8月まで、セキュリティ更新プログラムは2028年10月10日まで提供されます。

また、Windows 10のMicrosoft Defenderのセキュリティ更新プログラムも2028年10月まで提供されます。

「延長セキュリティ更新(ESU)プログラム」はWindows 10に対して、サポートの終了後もWindowsの重要なセキュリティ更新を毎月提供するプログラムです。

ESUプログラムは新機能の追加、セキュリティ以外の更新、テクニカルサポートなどには対応しておらず、あくまでWindows 11への移行までの一時的な措置です。

個人ユーザー向けESUが無料に

今回、個人ユーザー向けのESUプログラムが一定の条件下で無料で提供されることがわかりました。

ただし、手動での設定が必要なほか、次のいずれかのオプションを選択する必要があります。

3つ目のオプションについては、地域によって価格が変動する可能性があるとのことです。

個人向けESUは、2025年10月15日から2026年10月13日までの1年間提供されます。

ESUプログラムは通知や設定に表示される登録ウィザードから登録できます。

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登録ウィザードは2025年7月から一般提供が始まり、8月中旬には広く展開される見込みです。

そのほかのユーザー向けのESU

企業や組織向けは、1台あたり年間61ドルでESUを利用できるとのことです。

法人向けのESUは、最大3年間まで毎年契約を更新できますが、価格は毎年引き上げられます。

現在はMicrosoftボリュームライセンスプログラムを通じて登録でき、クラウドサービスプロバイダー経由では2025年9月1日より提供が始まります。

Windows 365や仮想マシンを通じてWindows 11クラウドPCにアクセスしているWindows 10デバイスは、追加費用なしで自動的にESUの提供対象となり、特別な手続きなしにセキュリティ更新を受けられます。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。