FirefoxでTwitterを軽量化する「Lightweight X」

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X(旧:Twitter)は多種多様な情報を瞬時に入手できることで人気ですが、メニューにぼかし効果を採用しているため、サイトのレスポンスが遅く感じることがあります。とくに、低スペックのPCやスマホを使ってFirefoxで閲覧している場合は、このような現象がより顕著になります。

この記事では、FirefoxでXを軽量化する「Lightweight X」という拡張機能を紹介します。

Lightweight Xとは?

Lightweight Xのストアページのスクリーンショット
画像:Lightweight Xのストアページ

Lightweight Xは、X(旧:Twitter)のページを軽量化することを目的としたFirefox用の拡張機能です

この拡張機能は、Xのページに適用される「ぼかし効果」に着目しています。ぼかし効果は見た目には美しいものの、処理を重くする一因となっています。

Lightweight Xは、このぼかし効果を無効化し、ページの動作を軽快にできます。

なぜぼかし効果が問題なのか?

多くのWebサイトやアプリでは、ユーザーインターフェース(UI)の美しさを追求するため、ぼかし効果やアニメーションなどを採用しています。

しかし、これらのグラフィック機能は計算処理を要求されるため、とくに低スペックのデバイスではパフォーマンスの低下を引き起こします。これは、メモリー容量やCPUの処理能力が限られているデバイスにおいて顕著です。

さらに、Android版のFirefoxは他のブラウザーと比べて遅い傾向があり、ぼかし効果の影響は深刻です。

Lightweight Xの特徴

Lightweight Xには、次のような特徴があります。

拡張機能のインストール方法

Lightweight Xの利用を開始するには、Firefoxに拡張機能をインストールする必要があります。

まずは、Firefoxを起動し、拡張機能のストアページを開きます。

次に、[Firefoxに追加]ボタンをクリックして、拡張機能をインストールします。

インストール後の追加設定は必要ありません。このアドオンはインストールするだけで利用できます。

効果の実感について

Lightweight Xは、とくに低スペックのデバイスでその効果を実感できます。

高スペックのPCやスマホでは、ぼかし効果の影響よりもFirefox自体の動作の遅さが足を引っ張るため、効果を実感しにくいかもしれません。

Firefox自体の動作速度を改善する方法は、こちらの記事で解説しています。

まとめ

X(旧:Twitter)の使用時にパフォーマンス低下に悩まされている場合は、Lightweight Xのインストールが効果的です。

この拡張機能を導入することで、低スペックのデバイスでのXの動作が改善されます。インストールも簡単で設定不要、そして無料で利用できる点も大きな魅力です。

Xをより快適に使用したいと考えている方は、ぜひ一度試してみてください。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。