Arcブラウザーが開発終了 代わりになる後継のブラウザーを紹介!

The Browser Companyは、一部で根強い人気を誇っていたChromiumベースのブラウザー「Arc」について、開発を終了すると発表しました。Arcは2024年ごろから事実上のメンテナンスモードになっていた経緯があります。
同社は後継のブラウザー「Dia」への移行を推奨しており、サードパーティの類似のブラウザーとしては「Zen Browser」「Aside」「Floorp」などが挙げられます。
目次
Arcの開発が終了
日本時間10月23日、ブラウザー開発企業のThe Browser Companyは同社のChromiumベースのブラウザーのArcについて、セキュリティを理由に開発を終了すると発表しました。Arcは2024年から事実上のメンテナンスモードになっていた経緯があり、CEOが「私たちはArcを放棄していません!!ただ、これ以上の機能は必要ないと考えています。(必要なのは)安定性、パフォーマンス、セキュリティだけです」と発言していました。

同社によれば、Arcの開発終了までのタイムラインは次のようになっています。
- 10月22日:Arcのアカウントの新規作成を終了。すべてのデータをエクスポートする機能をArcに追加
- 11月23日:「Browse for Me」などのAI機能が無効に。Arc Searchは引き続き動作するが、タブのログインと同期が利用不可に
- 12月22日:macOSやWindowsでArcが使用不可になり、AndroidのArc SearchはGoogle Playストアから削除。Arcアカウントを30日以内に削除
The Browser CompanyはAIブラウザーを自称するDiaを開発しており、Arcの乗り換え先としてDiaを推奨しています。同社はArcのユーザーがDiaにできるだけ簡単に移行できるよう取り組んできたと述べており、パスワード、ブックマーク、拡張機能、履歴はDiaに移行できるとのことです。また、スペース、フォルダー、タブグループはDiaにも実装されており、Arcのデータをそのままインポートできます。
オススメの移行先は?
The Browser CompanyはArcの移行先として、Diaを推奨しています。DiaはAIブラウザーを自称するブラウザーですが、AI関連の機能の利用は任意です。
Diaのほかに、この記事ではArcに似た筆者オススメのブラウザーを3つ紹介します。
Zen Browser

Zen Browserは筆者が日常的に使用している、Firefoxベースのブラウザーです。
モダンなデザインや分割タブなどの機能が特徴的で、Zen BrowserをカスタマイズするためのZen Modsというプラグインも利用できます。ArcのSpacesに相当するWorkspaces機能や最大4タブまでの画面分割、ArcにPeekに相当するGlanceやAir Traffic Controlに相当するSpace Routingなど、Arcの主要な機能を再現しています。
Aside

人とエージェントのために開発された、Chromiumベースのブラウザーです。
Zen Browserと同様にArcの主要な機能を再現していますが、AIを前面に押し出しており、AI関連の機能が深く統合されています。Arc MaxのTidy Tabsに相当する、AIによるタブ整理にも対応しています。
Floorp

カスタイマイズ性を重視した、Firefoxベースのブラウザーです。
Zen BrowserやAsideほどArcを再現しているわけではありませんが、ワークスペースや分割表示、コマンドパレットなどの機能に対応しています。また、よく使うサイトをサイドバーに表示できるパネルサイドバーといった機能もあります。
まとめ
The Browser Companyは、同社のブラウザー「Arc」の開発を終了すると発表しました。12月22日にはmacOSとWindowsでArcを利用できなくなるため、それまでに移行先を探す必要があります。
同社は移行先のブラウザーとして「Dia」を推奨しています。また、Arcに似た機能をもつサードパーティのブラウザーとしては、「Zen Browser」「Aside」「Floorp」などがあります。
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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。
Webフロントエンドプログラマーとして、TypeScriptを用いたWebアプリやブラウザー拡張機能を制作。Xのシャドウバン検知ツール「Shadowban Scanner」やリンクカード復活ツール「Restore Link Card」を公開し、国内外のメディアで紹介されました。iGEM 2023ではJapan-UnitedチームのWikiを制作してGrand Prizeの獲得に貢献。ブログではXやSNSの最新ニュース、不具合の検証と対処法、フロントエンド開発の知見を発信しています。










