X(旧Twitter)のライブ配信が有料化 課金ユーザーのみ配信可能に

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X(旧Twitter)が、ライブ配信機能をプレミアムサブスクリプションの一部として有料化することを発表しました。

公式アカウント(@Live)によると、今後はプレミアム会員のみがライブストリーミングを利用できるようになるとのことです。なお、適用時期については明らかにされていません。

@Liveの投稿のスクリーンショット

X(旧Twitter)は、世界中の人々がリアルタイムで情報を共有し、コミュニケーションを図ることができる主要なソーシャルメディアプラットフォームです。その中でもライブ配信機能は、ユーザーが瞬時にビデオを通じて世界と繋がる手段として進化してきました。

Xのライブ配信機能は、当初はPeriscopeという独立したアプリを通じて提供されていました。2015年に買収されたPeriscopeは、2021年には完全にTwitterと統合されました。

ライブストリーミング機能は、イベントの生中継やQ&Aセッションなど、さまざまなシーンで活用されています。

Xプレミアム(旧Twitter Blue)は、Xが提供するサブスクリプションサービスで、月額または年額で料金を支払うことで利用可能な特別な機能を含んでいます。

現在、「ベーシック」「プレミアム」「プレミアムプラス」の3つのプランがあり、各プランによって提供される機能が異なります。

公式アカウントの発表によると、今後はXプレミアムを利用しているユーザーのみがライブ配信できるようになるとのことです。ただし、3つのプランのうち、どのプランでライブ配信が利用可能になるかは明らかにされていません。

今回の変更により、無料ユーザーはライブ配信機能を利用できなくなります。

また、XにはSpace(スペース)と呼ばれる音声配信機能もあります。Spaceは、ライブ配信と同様にリアルタイムでコミュニケーションが可能な機能で、音声のみでコンテンツを共有できます。

有料化が発表されたのは、あくまでライブ配信機能のみであり、Spaceなどの他の機能については言及されていません。

Xの現CTOのイーロン・マスク氏は、Twitterの買収後、さまざまな変更を加えています。

プレミアムサブスクリプションの導入の他にも、それまで無料で利用できていた、APIやTweetDeck(現X Pro)を有料化するなど、ビジネスモデルの変更が進んでいます。

とくにAPIの有料化は、多くの開発者や企業に影響を与え、多くのおもしろいBotがサービス終了に追い込まれました。

ライブ配信の有料化の背景には、Xの収益モデルの強化とユーザーエクスペリエンスの向上があると考えられます。ライブ配信は動画を送受信するため、多大なリソースを消費します。

プレミアム会員のみが利用できるようにすることで、サーバーの負荷を軽減しつつ、収益状態を改善する狙いがあると思われます。

まとめ

X(旧Twitter)がライブ配信機能をプレミアムサブスクリプションの一部として有料化することが発表されました。今後はプレミアム会員のみがライブストリーミングを利用できるようになります。

ライブ配信機能は、ユーザーがリアルタイムで情報を共有し、コミュニケーションを図る手段として進化してきました。今回の有料化により、無料ユーザーはライブ配信機能を利用できなくなります。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。