ろぼいんブログ

インフラ監視ツールNetdataがMCPに対応 AIと連携して障害分析などが可能に

Netdataのロゴの隣に「MCP」と書かれた画像
画像: Netdata

インフラ監視ツールのNetdataがModel Context Protocol(MCP)に対応しました。

MCPとは?

Model Context Protocol(MCP)は開発者がAIと情報源やツールを接続するためのプロトコルです。

MCPを使うことで、AIがさまざまなデータやツールと単一のプロトコルで接続でき、シンプルで信頼性の高い方法でAIシステムが必要なデータにアクセスできるようになります。

NetdataがMCPに対応

NetdataがMCPに対応したことで、AIがNetdataのリアルタイムモニタリングデータにアクセスできるようになります。

これにより、ユーザーの質問に自然言語で回答したり、障害分析報告を自動生成したりといった、AI駆動型のトラブルシューティングができるようになります。

たとえば、NetdataとMCPで接続したAIに「13:00から13:30の障害の原因は?」と尋ねるだけで、該当時間帯のインフラ全体の動作を解析し、包括的な障害分析を生成できます。

現在、NetdataのMCP対応はナイトリービルドで利用でき、個別ノードだけでなく、複数ノードを集約するNetdataの親エージェント経由での分析にも対応しています。

Claude Desktopなどの任意のMCPクライアントと接続できます。

今後は、Netdata Cloudとの統合も予定されており、企業全体の監視データをAIが分析できるようになる見込みです。

NetdataのMCP統合は現在、 早期アクセス申請 を受け付けています。

参考リンク

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーで、テクノロジーに関する話題を追いかけています。動画編集やプログラミングが趣味で、たまにデザインなどもやっています。主にTypeScriptを使用したWebフロントエンド開発を専門とし、便利で実用的なブラウザー拡張機能を作成しています。また、個人ブログを通じて、IT関連のニュースやハウツー、技術的なプログラミング情報を発信しています。