ろぼいんブログ

コードエディター「Zed」、18歳未満のAI利用を禁止 利用規約の改定で

「The editor for what's next」というキャッチコピーが表示されたZedの公式サイトのスクリーンショット
画像:Zed公式サイト

オープンソースのコードエディター「Zed」の利用規約とプライバシーポリシーが改定され、ZedのAI機能を利用するには18歳以上である必要があるという要件が追加されました。

これにより、18歳未満の開発者はZedのAI機能を利用できなくなります。

目次

Zedの利用規約とプライバシーポリシーが改定

オープンソースのコードエディター「Zed」を開発するZed Industriesは、公式サイト、Zed、関連するサブスクリプションサービスに適用される利用規約とプライバシーポリシーを更新したと発表しました。

Zed Industriesは利用規約の改定について、前回の規約更新以降、ZedにAI機能やコラボレーション機能、従量課金をともなうサブスクリプション、サードパーティープロバイダーとの連携が含まれるようになったほか、エンタープライズ対応ソフトウェアに調達部門が期待する基準を満たす必要があるためと説明しています。

新しい利用規約では、古い利用規約の曖昧な表現がより明確で平易な表現に改められ、とくにAIのデータの取り扱いについて明文化されていなかった運用が明文化されました。

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利用規約の改定後もZed Industriesはユーザーのデータを販売せず、ユーザーがオプトインしない限りユーザーのデータをAIの学習に利用せず、またAIプロバイダーがユーザーのデータを学習に利用することも許可しないとのことです。

Zed Industriesがホストするモデルを使用すると、ユーザーのデータがAnthropic、Google、OpenAI、xAIに送信されますが、Zed Industriesはこれらのプロバイダーとゼロデータ保持(ZDR)契約を締結しており、プロンプトとコードのコンテキストは応答の生成後に破棄されるとのことです。

ユーザーは引き続き、自分のコードとAIが生成した出力を所有します。

なお、ユーザーが自分のAPIキー使用する場合や、ACP経由で外部エージェントを使用する場合には、ユーザーとそのプロバイダーとの契約が適用されます。

18歳未満のAIの利用を禁止

新しい利用規約では古い利用規約の曖昧な表現を明確化したほか、いくつかの変更点も含まれています。

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  • オープンソース:古い利用規約には「リバースエンジニアリングをしない」「派生物を作らない」といったZedのオープンソースライセンスと矛盾する制限が含まれており、更新後の利用規約ではオープンソースライセンスが優先されることを明確化
  • 請求:サブスクリプションプラン、自動更新、プランに含まれる量を超えたAIプロンプトに対する従量課金、支払いが滞った場合に何が起こるかについての説明を追加
  • 仲裁:集団訴訟の権利放棄をともなう拘束力のある仲裁条項が含まれており、規約に同意したあと30日間のオプトアウト期間を設置
  • 年齢要件:ZedのAI対応サービスを利用するには18歳以上である必要がある
  • 準拠法をカリフォルニアからデラウェアへ変更:準拠法をZed Industriesが法人化しているデラウェアに変更

改定後の利用規約は公式サイト、Zed、関連するサブスクリプションサービスに適用されますが、「Customer must be at least 18 years old to use the Service」(本サービスを利用するには、お客様は18歳以上である必要があります)という文言が盛り込まれているため、18歳未満の開発者はZedのAI機能を利用できなくなります。

まとめ

オープンソースのコードエディター「Zed」の利用規約とプライバシーポリシーが改定されました。

改定後の利用規約とプライバシーポリシーでは、古い利用規約の曖昧な表現や明文化されていなかった運用を明確化している一方で、ZedのAI機能を利用するには18歳以上である必要があるという要件が追加されました。

これにより、18歳未満の開発者はZedのAI機能を利用できなくなります。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーとして、TypeScriptを用いたWebアプリやブラウザー拡張機能を制作。Xのシャドウバン検知ツール「Shadowban Scanner」やリンクカード復活ツール「Restore Link Card」を公開し、国内外のメディアで紹介されました。iGEM 2023ではJapan-UnitedチームのWikiを制作してGrand Prizeの獲得に貢献。ブログではXやSNSの最新ニュース、不具合の検証と対処法、フロントエンド開発の知見を発信しています。