Minecraftがリアルな外観に!「Vibrant Visuals」アップデートを発表

Mojangはライブ配信イベント「Minecraft LIVE - March 2025」にて、Minecraftの外観を大きく変更する「Vibrant Visuals」アップデートを発表しました。
Vibrant Visualsとは
Vibrant Visualsは、Minecraftのグラフィックを大幅に改善するアップデートです。
Minecraftの特徴的なブロック状の外観を維持しながら、おもに光と影をよりリアルに表現します。
指向性証明、ボリュームフォグ、ボリューメトリックライティングなどを改良することで、ワールド全体に太陽の光が差し込み、太陽の位置に応じて各ブロックが影を落とすようになります。
窓からは光が差し込み、水面や金属ブロックの表面は光を反射し、葉や草は光によって輝くようになります。
なお、Vibrant Visualsはあくまでゲームの外観のアップデートに過ぎないため、Minecraftの仕組み自体には影響しないとのことです。
Vibrant Visualsは古いワールドと下位互換性があるため既存のワールドでも利用できるほか、Vibrant Visualsを利用していないユーザーとも同時にプレイできます。


Minecraftは過去に、NVIDIAとコラボしてリアルタイムレイトレーシングに対応してリアルな外観を実現した「Minecraft with RTX」を2020年に発表していました。
Minecraft with RTXでは専用のリソースパックを使ってい作成されたワールドが必要でしたが、Vibrant Visualsでは通常のワールドでも利用できるようになります。
なお、Vibrant Visualsがリアルタイムレイトレーシングを採用しているのかについては、明言されていません。
いつからどうやって使えるようになるのか
Vibrant Visualsは、まず「Minecraft: Bedrock Edition」(いわゆる「統合版」)で最初に利用できるようになります。
Vibrant Visualsの具体的な展開時期についてはまだ発表されていませんが、プレビューやベータ版を通じて、近日中に一部の「Minecraft: Bedrock Edition」ユーザーに試験的に提供される予定です。
具体的な提供時期や、どのデバイスで利用できるようになるかなど、詳細な情報は近日中に発表されるようです。
Mojangは、どのデバイスがVibrant Visualsと互換性があるかについて近日中に発表するとしていることから、一部のデバイスではVibrant Visualsを利用できない可能性があります。
将来的には「Minecraft: Java Edition」(いわゆる「Java版」)でも利用できるようになる予定です。