ろぼいんブログ

Grokの画像生成と編集が有料会員に制限 しかし無料で使える抜け穴も

Grok(@grok)によるリプライのスクリーンショット。「画像の生成と編集は現在、有料会員限定です。サブスクリプションに登録して、これらの機能のロックを解除できます。」と書かれている

X(Twitter)に統合されているxAIのAI「Grok」を使い、第三者が他人の画像を不適切に加工する事例が相次ぐ中、Grokにメンションして画像を生成・編集できる機能が有料会員のみに制限されました。

XのGrokタブでは引き続き無料で画像を生成・編集できる状態になっています。

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Grokの画像編集機能を悪用した被害が相次ぐ

XにはxAIが開発したAI「Grok」が組み込まれており、ポスト内で@grokとメンションすることで、Grokとテキストでやり取りしたり画像を生成・編集したりできます。

近ごろ、Xにアップロードされた画像に対して第三者が無断でGrokにメンションし、不適切に編集する被害が相次いでいます。

これに対してイーロン・マスク氏は、「Grokを使用して違法コンテンツを作成すると、違法コンテンツをアップロードした場合と同じ結果に陥ります」と投稿しました。

また、Xの公式アカウントは児童の性的虐待コンテンツ(CSAM)を含むコンテンツに対して、削除、アカウントの永久停止、必要に応じた当局との連携などの措置を講じていると強調しました。

サムネイル
XでGrok画像編集の悪用が相次ぐ マスク氏が違法コンテンツに警告、当局との連携も
X(Twitter)に統合されているxAIのAI「Grok」を使い、第三者が他人の画像を性的・不適切な内容に加工する事例が相次いでいます。これに対して、イーロン・マスク氏とXの公式アカウントは、Grokを使用して違法コンテンツを作成すると違法コンテンツをアップロードした場合と同じ結果になると警告しました。

メンションによる画像編集が有料会員に制限

1月9日の夕方までに、Grokにメンションして画像を生成したり、編集したりできる機能が有料会員のみに制限されました。

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Xの有料サブスクリプションサービス「X Premium」に加入していない無料アカウントでGrokにメンションして画像を生成するように指示すると、「画像の生成と編集は現在、有料会員限定です。サブスクリプションに登録して、これらの機能のロックを解除できます。」というリプライが届くようになっています。

Grokのリプライに記載されているリンクを開くと、「@Grokで画像を作成/編集」というタイトルのページが表示されます。

このページではX Premiumの3種類のプランのうち、もっとも安いベーシックプランを除いたプレミアムプランとプレミアムプラスプラスが掲載されています。

このことから、有料会員に加入したとしても、ベーシックプランだとGrokにメンションしても画像を生成・編集できない可能性があります。

筆者が検証したところ、無料のアカウントでGrokにメンションして画像生成をリクエストすると前述のメッセージが届くのに対して、プレミアムプランに加入しているアカウントでは問題なく画像を生成できました。

引き続き無料で画像を生成する方法も存在 制限の理由はサーバー負荷か

XのアプリやWebサイトにはGrokの専用ページが設けられており、こちらでは無料ユーザーでも引き続き画像を生成したり編集したりできます。

Xのアプリ内のGrokタブが開かれており、「スライドの背景に使えるダミー画像を作って」というユーザーのリクエストに対してGrokが2種類の画像を生成している
Grokの専用ページでは無料アカウントでも画像を生成できる

このことから、メンションによる画像生成・編集を有料アカウントに制限したのは悪用が原因ではなく、サーバーの負荷が原因である可能性があります。

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筆者の主観ではありますが、Grokにメンションして画像を編集できることが話題になったことで、多くの人々がGrokにメンションして画像生成をリクエストしている一方で、Xに組み込まれているGrok専用ページはほとんど話題になっていないようにみえます。

気軽に使えてサーバーに負荷を与えているメンションによる画像生成を有料ユーザーに制限して、サーバーの負荷を軽減する狙いがあると考えられます。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーとして、TypeScriptを用いたWebアプリやブラウザー拡張機能を制作。Xのシャドウバン検知ツール「Shadowban Scanner」やリンクカード復活ツール「Restore Link Card」を公開し、国内外のメディアで紹介されました。iGEM 2023ではJapan-UnitedチームのWikiを制作してGrand Prizeの獲得に貢献。ブログではXやSNSの最新ニュース、不具合の検証と対処法、フロントエンド開発の知見を発信しています。