ろぼいんブログ

Shadowban Scannerがv4.0.3にアップデートされました

Shadowban Scanner v4.0.3

Shadowban Scannerがv4.0.3にアップデートされました!

このリリースのおもな変更点を紹介します。すべての変更点はGitHubのリリースページで確認できます。

目次

おもな変更内容

Shadowban Scanner v4.0.3のおもな変更点は次のとおりです。このリリースはXの仕様変更への対応がメインとなっており、新機能はありません。

  • Xの仕様変更によりポストにメッセージが表示されなくなっていた問題を修正(Robot-Inventor/twi-ext#436
  • 依存関係のアップデート

X関連のニュース

Shadowban Scannerのアップデートと直接は関係ありませんが、X関連のニュースをお届けします。

Xは2026年1月20日におすすめタイムラインのアルゴリズムを公開しました。

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このアルゴリズムに関連して、一部では「ポストにいいねが付くとスコアが○倍」「リポストは○倍」「リプライはいいねの○倍」といった投稿が見られますが、これらはすべてデマなのでご注意ください。

いいねやリポスト、リプライなどがすべて同じ影響度として扱われるわけではなく、係数をかけて影響度を調整している(重み付けしている)のは事実ですが、具体的な数値は公開されていません。

※2026年2月5日追記:厳密には最新のアルゴリズムではいいねやリポストなどの回数自体ではなく、ユーザーがそれらをする確率の予測に重み付けしたスコアをもとにおすすめのポストを選定しています。

公開されたソースコードでは、重み付けなどのパラメーターについて、目立つところに「Excluded from open source release for security reasons」(セキュリティ上の理由でオープンソースのリリースから除外)というコメントが記載されています。

Xのアルゴリズムのソースコードの一部のスクリーンショット
画像:Xのアルゴリズムの一部を引用。強調は筆者による

つまり、いいねやリポストなどのアクションごとにスコアが調整されているのは事実ですが、具体的な数値に言及しているポストはすべてデマ(あるいは社内の機密情報をリークしている)ということになります。

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XがまだTwitterだった2023年に公開された古いソースコードでは数値も公開されていましたが、その後それらの数値は公開されているソースコードから削除されました。

前述のように、具体的な数値が非公開になっている旨はソースコードの目立つところに記載されているので、具体的な数値に言及したポストはソースコードを読まずに適当に書いたものということになります。

おそらくは正確性を確認せずにAIの回答をコピペしたのでしょう。

XのアルゴリズムについてAIに質問すると、AIはインターネット上の古い情報を参照したり、不正確な情報をねつ造(ハルシネーション)したりします。

また、公開されたアルゴリズムのURLを添付してAIに質問した場合でも、AIはソースコードを読まずに回答することが多いので注意が必要です。

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自分でソースコードを読むのがもっとも正確ですが、それが難しい場合はアルゴリズムのZipファイルを添付してAIに分析させるか、AIとGitHubリポジトリーを接続する機能を利用するのがよいでしょう。

いずれにしても、アルゴリズムが公開されるたびに出現する「ポストにいいねが付くとスコアが○倍」「リポストは○倍」「リプライはいいねの○倍」といったポストはデマです。

Xのアルゴリズムが公開されたときと、利用規約・プライバシーポリシーが更新されたときは、関連する多くのデマが投稿される傾向にあります。

こうしたデマにだまされないようにご注意ください。

支援のお願い

Shadowban Scannerは作者の趣味のプロジェクトですが、開発や保守には多くの時間がかかっています。余裕のある方は、開発を支援していただけますと幸いです。

Buy Me a CoffeeまたはGitHub Sponsorsでご支援を受け付けています。定期的な支援と一度限りの支援がありますので、お間違いのないようにお願いします。

また、ストアでレビューや評価を投稿したり、作者のX(Twitter)アカウントをフォローしたりしていただけるだけでも、開発のモチベーションになります。プログラミングに精通している方や翻訳に協力したい方は、ぜひGitHubで開発に参加してください!

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーとして、TypeScriptを用いたWebアプリやブラウザー拡張機能を制作。Xのシャドウバン検知ツール「Shadowban Scanner」やリンクカード復活ツール「Restore Link Card」を公開し、国内外のメディアで紹介されました。iGEM 2023ではJapan-UnitedチームのWikiを制作してGrand Prizeの獲得に貢献。ブログではXやSNSの最新ニュース、不具合の検証と対処法、フロントエンド開発の知見を発信しています。