Files v3.5リリース!デザインの改善や画像の寸法表示など
オープンソースのWindows用ファイル管理ツール「Files」の新バージョン、v3.5がリリースされました。今回のアップデートでは、UIの改善やいくつかの新機能が含まれています。
この記事では、Files v3.5の主な新機能と改善点について詳しく紹介します。
Files 3.5の新機能
デザインの更新
UIデザインがさらに改良され、角が丸みを帯びました。ツールバーやコンテンツエリア、プレビューペインなどがより統一感のある見た目に仕上がっています。
また、デュアルペインモードでは、アクティブなペインの影が強調されたことで、ペインの切り替えがより明確になりました。
画像の寸法表示
画像にカーソルを合わせると、画像の解像度がツールチップとして表示されるようになりました。これにより、画像のサイズ情報を素早く確認できるようになりました。
バッチファイルの編集
バッチファイルを選択すると、ツールバーに[メモ帳で編集]というボタンが表示されるようになりました。右クリックでコンテキストメニューからメモ帳を開く手間がなくなり、バッチファイルを編集しやすくなりました。
ネットワークの場所のウィジェット
ホームページに[ネットワークの場所]ウィジェットが追加され、ネットワークドライブへのアクセスが簡単になりました。
デュアルペインモードの改善
デュアルペインモードで左ペインを閉じる機能が追加され、ユーザー体験がさらに向上しています。これまでは、右のペインを閉じることしかできなかったため、より柔軟な操作が可能になりました。
OneDrive同期ステータス
OneDrive内のファイルの同期アイコンにカーソルを合わせると、同期ステータスの詳細が表示され、ファイルの同期状況を一目で確認できるようになりました。
ビデオファイルの総再生時間表示
複数のビデオファイルを選択した際、詳細ペインに総再生時間が表示されるようになりました。これにより、選択した動画ファイルの再生に必要な時間を簡単に把握できるようになります。
クラッシュレポートとメトリクスの改善
Sentryを使用したクラッシュレポートが導入され、アプリの安定性向上に寄与しています。また、不要な依存関係の削減やアプリのリソースの最適化など、アプリの起動速度やパフォーマンスを向上させる作業が進行中とのことです。
改善点とバグ修正
他にも、さまざまな改善やバクの修正が施されています。
ステータスバーの[IDEで開く]ボタンについての設定が追加されました。また、[設定]>[外観]>[背景の素材]で[薄いアクリル]がサポートされるようになりました。
また、[設定]>[外観]>[ツールバーを表示する]をオフにすることで、ツールバーを非表示にできるようになりました。
まとめ
Files 3.5では、丸みを帯びたデザイン、ネットワークの場所ウィジェット、OneDriveの同期ステータス表示などの新機能が含まれています。また、クラッシュレポートやパフォーマンスの改善により、Filesの安定性も高まっています。
FilesはWindows用のオープンソースのファイル管理ツールです。 タブやデュアルペインなどの便利な機能を備えており、美しくモダンなデザインが特徴です。
Filesは公式ダウンロードページからダウンロードできます。