ろぼいんブログ

GoogleがSearch Consoleでインプレッション数を過大報告していたと判明 11か月にわたり実際より多く表示

薄い水色を背景として透明のブロックの上に置かれた白い雲やパソコンのウィンドウの一部、グラフのようなものなどが3Dで表現されたCG画像

GoogleがSearch Consoleのヘルプページを更新し、Search Consoleのパフォーマンスレポートにおいて2025年5月13日以降のインプレッションが不正確に記録されており、実際よりも多く報告していたと明らかにしました。

同社によると、修正を実施する今後数週間の間にSearch Console上に表示されるインプレッション数が減少する可能性があるとのことです。

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目次

11か月にわたりインプレッション数を過大報告

Googleが現地時間4月3日に更新したSearch Consoleのヘルプページによると、Search Consoleのパフォーマンスレポートで2025年5月13日以降のインプレッション数が不正確に記録されていたとのことです。

同社は、インプレッション数が不正確に記録されていた原因はログの記録のエラーとしています。

この問題は今後数週間で修正される見込みで、修正にともないパフォーマンスレポート上のインプレッション数が減少して見えることがあるとのことです。

約11か月にわたり、Googleはパフォーマンスレポートのインプレッション数のデータを実際よりも多く表示していたことになります。

Googleは今回の問題がインプレッション数のデータのログの記録にのみ影響していたと説明しており、クリック数やそのほかの指標は影響を受けていないとのことです。

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現時点で具体的な修正時期は示されていませんが、今後数週間で解決される予定としています。

CloudflareのCEOのMatthew Prince氏は今回の件について、Googleがインプレッション数を水増ししていた時期と、GoogleのAIによる要約が実際のトラフィックを押しつぶしていた時期が同じであると指摘し、関連性をほのめかしました。

AIの要約でサイトの閲覧数は減少

axiosの記事によると、過去2年間で1日10万PV以上の大規模パブリッシャーでは、検索エンジンからのトラフィックが22%減少しており、小規模パブリッシャーでは60%も減少しています。

当サイトも深刻な影響を受けており、Search ConsoleのデータではGoogle検索での表示回数はほぼ変わらないか増加していて平均順位も上昇しているにもかかわらず、クリック率の激減により閲覧数は半分以下になっています。(※今回の問題により表示回数のデータは不正確な可能性があります)

加えて広告単価の低下も問題となっており、当サイトの現在の広告収入は全盛期の1/3程度となってしまっています

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このような問題の背景には、Googleが一部の検索結果の上部にAIによる要約を表示するようになったことが関係していると考えられています。

検索結果の上部にさまざまなWebサイトからの情報をまとめた要約が表示されることによって、ユーザーが要約を読んだだけで満足してしまいWebページがクリックされなくなっているというわけです。

Googleは、AIによる概要の導入後もGoogle検索からWebサイトへのオーガニッククリック数の総量は比較的安定しており、平均クリック率とクリック数はむしろ増加していると主張していますが、筆者を含めWebサイトの多くの運営者はこの主張に疑問を抱いているのが現状です。

このような問題に対して、CloudflareはAIへのコンテンツ利用料を請求できる「pay per crawl」機能をテストしているほか、MicrosoftはパブリッシャーがAI企業にコンテンツ利用の有料ライセンスを付与できる「Publisher Content Marketplace」をテストしています。

また、今年1月にGoogleは、Webサイトの運営者がAIによる概要をオプトアウトできるようにする機能について検討を始めたことを明かしています。

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まとめ

Googleが約11か月にわたり、Search Console上のインプレッション数のデータを実際よりも多く報告していたことが判明しました。

この問題は数週間以内に修正される予定で、修正にともなってSearch Consoleに表示されているインプレッション数の数値が減少する可能性があります。

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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。

Webフロントエンドプログラマーとして、TypeScriptを用いたWebアプリやブラウザー拡張機能を制作。Xのシャドウバン検知ツール「Shadowban Scanner」やリンクカード復活ツール「Restore Link Card」を公開し、国内外のメディアで紹介されました。iGEM 2023ではJapan-UnitedチームのWikiを制作してGrand Prizeの獲得に貢献。ブログではXやSNSの最新ニュース、不具合の検証と対処法、フロントエンド開発の知見を発信しています。