GitでOpenSSL SSL_read: SSL_ERROR_SYSCALL, errno 0が出たときの対処法
WindowsでGitを使っていたところ、OpenSSL SSL_read: SSL_ERROR_SYSCALL, errno 0
というエラーが表示され、GitHubリポジトリーのpullやpushができなくなってしまいました。
この記事では、試した対処法についてメモしておきます。
TL;DR
- Gitを再インストールする
- それでもダメならWindowsを再インストールする
経緯
最近Windowsのノートパソコンの調子が悪く、1日に1〜2回の頻度でフリーズしてしまい、強制終了せざるを得ない状況が続いていました。
そこで、念のためWindowsのメモリ診断ツールを実行してみることにしました。しかし、これが悲劇の始まりだったのです。
←歩きながらWindowsメモリ診断ツールを実行してる不審者 pic.twitter.com/MUan9odQyD
— ろぼいん (@keita_roboin) October 14, 2024
メモリ診断ツールが終了してWindowsが再起動してから、システム全体の動作が遅くなってしまいました。
トラックパットの操作に対してマウスカーソルの動作が追いつかず、実際にはクリックしていないのにもかかわらずクリックされてしまうといった状況でした。
文字入力など、マウス以外の動作も全体的に遅くなってしまい、高速スタートアップを無効化して再起動しても改善しませんでした。
さらに、Gitを使おうとしたところ、前述のOpenSSL SSL_read: SSL_ERROR_SYSCALL, errno 0
というエラーが出てしまうという事態に。
試したこと
まずは、高速スタートアップを無効化してから何度かWindowsを再起動しましたが改善せず。
続いて、Gitの再インストールで直るという記事を見つけたので再インストールしたものの、状況は変わりませんでした。プロキシーの設定をリセットするという方法も試しましたが、これもダメでした。
最終的には、もしGitの動作が正常に戻ったとしてもWindows全体の動作が遅いままでは困るので、Windowsを再インストールすることにしました。
個人用ファイルとプリインストールソフトは残し、それ以外のソフトはアンインストールする設定でWindowsを再インストールしました。Windowsのデータのダウンロードはクラウド経由を選択しました。
環境にもよると思いますが、私の場合は1〜2時間程度で完了しました。その後、2時間程度かけて必要なソフトをインストールしたり、設定をカスタマイズしたりしました。
ブロートウェアが復活してしまっていたので、忘れずにアンインストール。
— ろぼいん (@keita_roboin) October 14, 2024
そして、ひととおりの設定が終わってGitの動作を確認したところ、エラーが出ずに正常に動作するようになっていました。