X(Twitter)のアカウントの所在地とは?見方や変更方法まで解説
X(Twitter)のプロフィールにアカウントの所在地などを含む[アカウントについて]という情報が表示されるようになりました。
この記事では、アカウントの所在地の確認方法や変更方法について紹介します。
目次
[アカウントの所在地]とは?
![Xの[アカウントについて]画面のスクリーンショット。上から順に[登録日][アカウントの所在地][認証済み][ユーザー名の変更2回][接続元]の情報が表示されている](/_next/image/?url=%2Fapi%2Fmedia%2Ffile%2Fx-account-based-in.png&w=1920&q=75)
Xのプロフィールにユーザー名の変更回数やアカウントの所在地、接続元などの情報が表示されるようになりました。
この機能は10月から一部のアカウントでテストされていた機能で、Xの透明性を向上させることを目的としています。

Xの製品責任者のNikita Bier氏は、「Xでコンテンツを読む際、その信頼性を確認できるようにする必要があります。これは、世界で起こっている重要な問題の動向を把握するために不可欠です」と述べ、所在地表示の重要性を強調しています。
SNSではボットを用いたスパムや影響工作が問題となっており、日本政府は、国際的に「偽情報の拡散を含む影響工作を展開している例がある」とした上で「わが国もこのような影響工作の対象になっている」との認識を示しています。
アカウントの拠点国の表示など、Xがアカウントの透明性を高める取り組みを進めることで、こうした外国勢力による影響工作の抑制につながる可能性があります。
[アカウントについて]の確認方法
では、アカウントの所在地などの書かれた[アカウントについて]は、どのようにすれば確認できるのでしょうか。
[アカウントについて]は、確認したいユーザーのプロフィールに移動し、[◯年◯月からXを利用しています]という部分をクリックすることで確認できます。
[アカウントについて]には、次のような情報が表示されます。
- 登録日:Xのアカウントを作成した時期
- アカウントの所在地:そのアカウントのユーザーがいる国または地域
- 認証済み:青バッジ、金バッジ、グレーバッジのいずれかをもっているアカウントの場合は、バッジの取得時期
- ユーザー名の変更◯回:ユーザー名(@から始まるアカウントのID)の変更回数と最後に変更した時期
- 接続元:Xを利用するときに使っている手段
テロ防止の観点からグレーのチェックマークをもつアカウント(政治家や政府関連のアカウント)の所在地は表示されません。
また、[アカウントの所在地]に似た[接続元]では、「Japan Android App」「Japan App Store」「Web」のように、Xへの接続方法が表示されます。
「◯◯ Android App」の場合はおもにAndroidアプリ、「◯◯ App Store」の場合はおもにiPhoneからXを利用していることを示しています。
アカウントの所在地が正確とは限らない
[アカウントについて]に表示される[アカウントの所在地]は、必ずしも正確とは限りません。
アカウントの所在地の推定方法については公開されていませんが、Xに接続するときにユーザーが利用している回線から推定しているようです。
アカウントの所在地は、利用可能な情報にもとづいて、30日以内の遅延・ランダム化されたスケジュールで更新されるとのことです。
アカウントの所在地は、推定なので必ずしも正確とは限らず、遅延して更新されるので最新の情報とも限りません。
また、とくに外部のアカウント管理ツールを利用してアカウントを運用している場合には、アカウントの所在地が不正確になりやすい傾向があります。
実際、[アカウントの所在地]欄の右端に表示されているiマークをクリックすると、次のように表示されます。
アカウントの所在地となっている国または地域は、最近の旅行や一時的な転居の影響を受けている可能性があります。このデータは正確ではない場合があり、定期的に変更される可能性があります。
アカウントの所在地の盾マークの意味は?
一部のアカウントでは、アカウントの所在地の右端に、盾の中にiが書かれたマークが表示されていることがあります。
![[アカウントの所在地]セクションの右に、盾の中にアルファベットのiが書かれたマークが表示されており、下に[United States]と表示されている](/_next/image/?url=%2Fapi%2Fmedia%2Ffile%2Fx-about-account-vpn.png&w=3840&q=75)
このマークは、そのユーザーがプロキシーやVPNと呼ばれる中継サーバーを介してXに接続していると推定されていることを意味しています。
[アカウントの所在地]にこのマークが表示されている場合は、実際の所在地ではなく、プロキシーやVPNの所在地の推定結果が表示されています。
盾マークをクリックすると、次のような注意書きが表示されます。
このアカウントはプロキシ(VPNなど)経由で接続している可能性があるとパートナー企業から報告されているため、プロフィールに表示される国または地域は変更される場合があります
このデータは正確ではない可能性があります。一部のインターネットプロバイダーは、ユーザーが指定しなくても自動的にプロキシを使用することがあります。
プロキシーやVPNは中継サーバーによって本当の接続元を隠せるため、プライバシーを保護したいときや海外から日本のコンテンツにアクセスしたいときなどによく使われます。
そのほか、社外から社内のネットワークにアクセスする際にも、セキュリティ保護のために利用されることがあります。
アカウントの所在地と同様に、VPN判定も推定なので正確とは限りません。とくに、BIGLOBE回線を使っている場合はVPNと判定されやすいようです。
また、一部のインターネットプロバイダーやスマートフォンは、自動的にプロキシーやVPNを使うことがあることに注意が必要です。
たとえば、Google PixelにはGoogle VPNというVPNが組み込まれています。
アカウントの所在地を非表示にできる?
現時点では、Xのアカウントの所在地を非表示にする方法は用意されていませんが、一部の例外は存在します。
テロ防止の観点から、グレーのチェックマークをもつアカウント(政治家や政府関連のアカウント)の所在地は表示されません。
アカウントの所在地の推定に利用できる情報が存在しない場合にも、アカウントの所在地が非表示になることがあります。
[East Asia & Pacific]や[Unknown]とは?
一部のアカウントでは、アカウントの所在地が[East Asia & Pacific]になっており、接続元も本来国名が表示されるはずのところに[East Asia & Pacific]と書かれていることがあります。
この表記は、「東アジアと太平洋」を意味し、アカウントの所在地に国ではなく地域や大陸を表示することを選択した場合に使われます。
ジャーナリストなど、自身の身の安全の確保のために居場所を隠しておきたいというユーザーのための機能です。
また、アカウントの所在地を推定できなかった場合には、[Unknown]と表示されることもあります。
アカウントの所在地として国ではなく地域または大陸を表示するように変更したいときは、次のセクションで紹介する方法で設定できます。
アカウントの所在地を変更するには?
アカウントの所在地は自動的に推定されているため、任意の場所に変更する設定は用意されていません。
特定の国のサーバーを使ったプロキシーやVPNを継続的に利用することで、所在地を変更できる可能性はあります。
たとえば、アメリカのVPNサーバーを継続的に利用してXに接続することで、アカウントの所在地がアメリカになる可能性があります。
ただし、前述のようにアカウントの所在地は推定なので、これによって確実にアカウントの所在地を変更できる保証はありませんし、VPNを利用していることを示す盾マークが表示されるようになる可能性もあります。
このように、アカウントの所在地を任意の場所に変更する設定は用意されていませんが、国の代わりに地域や大陸を表示する設定は存在しています。
この設定を利用することで、アカウントの所在地が日本の場合には、日本と表示される代わりに[East Asia & Pacific]と表示されるようになります。
アカウントの所在地を地域や大陸にすることで、プライバシーの保護に役立ちますが、一部のユーザーからはアカウントの信頼性について疑問視されるようになる可能性があるため、注意が必要です。
アカウントの所在地として国の代わりに地域や大陸を表示するようにしたり、逆に地域や大陸から国に戻すには、次の手順で設定を変更します。
Xの自分のプロフィールを表示します
[○年○月からXを利用しています]をクリックして、[アカウントについて]を表示します
右上の設定ボタンをクリックします
[アカウント情報に地域または国のどちらを表示するかを選択できます]という画面で[地域/大陸を使用する][国を使用する]のいずれかを選択します
- [地域/大陸を使用する]:自身のアカウントの所在地として、[East Asia & Pacific]のような大まかな地域や大陸を表示します
- [国を使用する]:自身のアカウントの所在地として、国を表示します
アカウントの所在地が表示されない原因
[アカウントについて]や[アカウントの所在地]が表示されないときには、次のような原因が考えられます。
アプリのバージョンが古い
Xのアプリのバージョンが古い場合には、[○年○月からXを利用しています]をクリックしても[アカウントについて]が表示されないことがあります。
その場合には、アプリを最新のバージョンにアップデートするか、ブラウザーからWeb版のXを使ってください。
政治家や政府関連のアカウント
政治家や政府関連のグレーのチェックマークが付いたアカウントには、テロ防止の観点からアカウントの所在地が表示されないようになっています。
アカウントがしばらく更新されていない
しばらく更新されていないアカウントの場合には、所在地の推定に利用できる情報がなく、アカウントの所在地が表示されないことがあります。
まとめ
Xに[アカウントについて]という機能が追加され、プロフィールにユーザー名の変更回数やアカウントの所在地、接続元などの情報が表示されるようになりました。
アカウントの所在地はあくまで推定なので、必ずしも正確ではありません。アカウントの所在地に表示される盾マークは、そのユーザーがプロキシーやVPNを使っていると推定されていることを意味しています。
一部のアカウントでは、アカウントの所在地が非表示になっていたり、[East Asia & Pacific]となっていたりすることがあります。
設定からアカウントの所在地として国の代わりに地域や大陸を使用するように選択すると、アカウントの所在地に[East Asia & Pacific]と表示されるようになります。
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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。
Webフロントエンドプログラマーとして、TypeScriptを用いたWebアプリやブラウザー拡張機能を制作。Xのシャドウバン検知ツール「Shadowban Scanner」やリンクカード復活ツール「Restore Link Card」を公開し、国内外のメディアで紹介されました。iGEM 2023ではJapan-UnitedチームのWikiを制作してGrand Prizeの獲得に貢献。ブログではXやSNSの最新ニュース、不具合の検証と対処法、フロントエンド開発の知見を発信しています。



![Discordの[プロフィールのプライバシー]設定のスクリーンショット](/_next/image/?url=%2Fapi%2Fmedia%2Ffile%2Fdiscord-profile-privacy-settings.png&w=3840&q=75)
![スマートフォンのホーム画面の[Social]フォルダーを表示した写真。フォルダー内にはFacebook、Instagram、Threads、X、LinkedIn、TikTok、YouTubeのアイコンが配置されている](/_next/image/?url=%2Fapi%2Fmedia%2Ffile%2Ffacebook-instagram-threads-x-twitter-linkedin-tiktok-youtube-mobile-app-unsplash.jpg&w=3840&q=75)








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