Xのコミュニティ機能が縮小 新規作成や一部機能が利用不可で廃止の可能性も

X(Twitter)で特定の話題について交流するグループを作成できるコミュニティ機能について、新しいコミュニティの作成や一部の機能が利用できなくなっていることが判明しました。
本件についてXからの公式の発表はありませんが、最近のXでは機能が部分的に利用できなくなったあとに完全に廃止される事例が相次いでおり、コミュニティ機能の縮小や廃止の懸念があります。
目次
コミュニティの新規作成と投稿のフォロワーへの共有が不可に
Xのコミュニティは特定の話題について交流する公開グループを作成できる機能で、その中で適用されるルールを決めたり参加を承認制にしたりできます。
そんなXのコミュニティですが、一部の機能が利用できなくなっていることが判明しました。
これまではXの有料サブスクリプションサービス「X Premium」に加入しているアカウントが新しいコミュニティを作成できましたが、現在はX Premiumに加入しているアカウントでもコミュニティの新規作成ができなくなっています。
筆者が確認したところ、Android版とWeb版のXにおいてこれまで存在していたコミュニティの新規作成ボタンが削除されていました。
PiunikaWebの記事によると、iOS版アプリではコミュニティの新規作成ボタンは残っているものの、タップしてもエラーが発生してコミュニティを作れない状態になっているとのことです。
なお、その記事ではXのヘルプページからコミュニティの作成方法についての記述が削除されたと述べられていますが、Wayback Machineの最古の記録の2024年5月23日(日本時間)の時点ですでにコミュニティの作成方法についての記述はありませんでした。
また、X Premiumについてのヘルプページには依然としてコミュニティを作成できるとの記述が残っています。
コミュニティの新規作成ボタンが削除されたことにより、既存のコミュニティについては問題なく利用できていますが新しいコミュニティは作成できない状態になっています。
コミュニティの新規作成ボタンの削除に加えて、Web版のXでコミュニティにポストを投稿する際の[フォロワーにも共有する]オプションが削除されています。
コミュニティに投稿されたポストは、デフォルトではそのコミュニティに参加するかコミュニティのページから表示しない限り閲覧できません。
しかし、投稿時の画面で[フォロワーにも共有する]をオンにすることで、これらの条件に当てはまらないフォロワーのタイムラインにもポストが表示されるようになります。
このオプションがWeb版のXから削除されたことで、Webからコミュニティに投稿したポストはコミュニティ専用となり、コミュニティに参加していないフォロワーには基本的に表示されないことになります。
記事執筆時点ではAndroid版XとAndroid版X Liteからは[フォロワーにも共有する]オプションが依然として利用できますが、将来的に削除される可能性は否定できません。
コミュニティ機能を縮小または廃止の可能性
現時点で、コミュニティの新規作成やコミュニティポストのフォロワーへの共有ができなくなっていることについて、Xからの公式の発表はありません。
ただ、最近のXでは機能の一部が利用できなくなったあとに機能の全体が廃止される事例が相次いでいます。
たとえば、Xで通常のプロフィール欄よりも詳細なプロフィールを記載できる拡張プロフィールは、既存の拡張プロフィールが閲覧できなくなったあとに機能そのものが廃止されました。


また、入力した検索キーワードを保存してあとから再利用できるようにする機能についても、保存した検索キーワードを削除できなかったり新たなキーワードを保存できなかったりしたあとに、検索キーワードを保存する機能がすべて廃止されました。

このように、Xでは機能の一部が利用できなくなったあとに廃止されるという事例が相次いでいます。
Xの製品責任者のNikita Bier氏は3月、コミュニティ機能を廃止したくてたまらないがそんなことをしたら大反乱が起きるだろう、と述べておりコミュニティ機能へのネガティブな意見を示していました。
現時点でコミュニティ機能の今後についてXからの公式の発表はありませんが、コミュニティの機能が縮小されたり廃止されたりする懸念があります。
まとめ
Xのコミュニティの新規作成ができなくなっており、コミュニティに投稿したポストをフォロワーに共有するオプションも一部の環境で削除されています。
現時点でXからの公式の発表はありませんが、最近のXでは機能の一部が利用できなくなったあとに完全に廃止される事例が相次いでいることや、製品責任者がコミュニティ機能にネガティブな意見を示していることなどから、コミュニティの機能が縮小されたり廃止されたりする可能性があります。
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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。
Webフロントエンドプログラマーとして、TypeScriptを用いたWebアプリやブラウザー拡張機能を制作。Xのシャドウバン検知ツール「Shadowban Scanner」やリンクカード復活ツール「Restore Link Card」を公開し、国内外のメディアで紹介されました。iGEM 2023ではJapan-UnitedチームのWikiを制作してGrand Prizeの獲得に貢献。ブログではXやSNSの最新ニュース、不具合の検証と対処法、フロントエンド開発の知見を発信しています。



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