XのDM(Xチャット)とGrokで改行できないバグの対処法 Enterを押すと送信される不具合がスマホで発生中

Xのスマホ版アプリにおいて、Xチャット(旧DM)でメッセージを書いているときにEnterを押すと改行される代わりに入力中のメッセージが送信されてしまう不具合が発生しています。
同様の不具合がGrokのAndroid版アプリでも発生しています。
目次
不具合の詳細
Xチャットではこれまで、メッセージの入力中にキーボードのEnter(↵)をタップすることでメッセージを改行できるようになっていましたが、最近のアップデートで改行できなくなりました。
メッセージの入力中にEnterをタップすると、改行される代わりに入力中のメッセージが送信されてしまう状態になっています。
改行されるはずの操作でそのままメッセージが送信されてしまうため、長文を送ろうとしたときに誤送信しやすく不便な不具合です。
Enterで送信されるサービスではShift + Enterで改行できることが多いですが、英語版GboardでShift + Enterを押しても改行されずに送信されてしまいました。
筆者の環境で確認したところ、Android版Xのバージョン11.82.0-beta.0ではこの不具合が発生しましたが、X Liteのバージョン11.86.0-release.05では発生しませんでした。
GrokのAndroid版アプリのバージョン1.1.51-release.01でも同様の不具合が発生していることを確認できました。
原因
記事執筆時でXからこの不具合についての公式な発表はありません。
X Liteでは不具合が発生していないことから、XアプリとGrokアプリのテキストボックスの実装に不具合がある可能性が高いと考えます。
Xが共通で使用している入力コンポーネントやテキスト入力処理に不具合が存在している可能性があります。
類似の不具合はチャットを扱う海外のサービスでよく見られます。
英語圏ではIME(キーボードアプリ)でテキストを入力して変換候補をEnterで確定するという文化がないため、変換中かどうかを考慮せずにEnterで送信する仕様にしてしまうことがよくあります。
今回のXチャットやGrokの不具合と完全には同一ではないものの、かなり近い問題です。
対処法
Android版Xのバージョン11.82.0-beta.0では改行の不具合が発生していますが、より新しいバージョンの11.82.0-beta.1では発生していません。
筆者はXのベータ版アプリを使用しているので安定版でいつごろ修正されるかは不明ですが、それほど時間はかからないと考えています。
アップデートが配信されるまではX Liteを使うか、メモ帳などに下書きしてから貼り付けて送信するとよいでしょう。
X Liteは一部の環境でAndroid版Xのサイドバーから有効化できるようになっています。
![画面中央上部に金属風に輝くXのロゴが配置されており、その下に大きく[新しいX Androidのご案内]というテキストが配置されている。さらにその下には[新しいX for Androidをお試しください。より快適にご利用いただけるよう、Xアプリがバージョンアップされました。][メニューからいつでも元に戻せます。まれなケースですが、アプリの再インストールが必要になることがあります。]と書かれている。画面下部には[今すぐ試す][キャンセル]という2つのボタンが表示されている](/_next/image/?url=%2Fapi%2Fmedia%2Ffile%2Fintroducing-new-x-android.png&w=1920&q=75)
X LiteはAndroid版Xをいちから作り直した新しいアプリですが、開発中ですべての機能が実装されているわけではないため、注意が必要です。
多少手間はかかるものの、メモ帳アプリやポストの作成画面などに下書きをしたものをコピペしてXチャットに送るのが確実です。
まとめ
Xのスマホ版アプリにおいて、XチャットでEnterを押すと改行される代わりに入力中のメッセージが送信されてしまう不具合が発生しています。
この不具合は最新のXアプリで修正されているので、アップデートの配信を待ちましょう。
それまでの間は、影響を受けていないX Liteに切り替えるかメモ帳などに下書きしたものを貼り付けるのがオススメです。
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生まれた時から、母国語よりも先にJavaScriptを使っていました。ネットの海のどこにもいなくてどこにでもいます。
Webフロントエンドプログラマーとして、TypeScriptを用いたWebアプリやブラウザー拡張機能を制作。Xのシャドウバン検知ツール「Shadowban Scanner」やリンクカード復活ツール「Restore Link Card」を公開し、国内外のメディアで紹介されました。iGEM 2023ではJapan-UnitedチームのWikiを制作してGrand Prizeの獲得に貢献。ブログではXやSNSの最新ニュース、不具合の検証と対処法、フロントエンド開発の知見を発信しています。



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